インディアンス、選手とオーナーが改名に向けて協議

日刊スポーツ　2020/07/22 11:30
インディアンスの選手たちは21日、オーナーのポール・ドーラン氏との会合を開き、チーム名の変更について協議した。テリー・フランコナ監督は、前向きで意義深い意見交換だったと語っている。
先住民族に対する偏見や差別を助長するとの批判を長年受けてきたインディアンスは、すでに「先住民族の長」をデザインしたチームロゴをユニホームと帽子から外している。問題視されているチーム名についても先日、先住民族に配慮し変更を検討していると発表。声明で「地域と適切な関係者と協力して最善の道を決める」と述べていた。
会合にはフランコナ監督のほか、編成部門責任者のクリス・アントネッティ氏、マイク・チャーノフGMも出席。フランコナ監督は「選手たちが大人として、丁寧に意見を表明し、ポールはそれに耳を傾け、言葉を返していた」とコメント。「正直な」話し合いができたとして、満足感を示した。
フランコナ監督は、今回の協議で何かが決定したわけではないとしながらも「選手たちが意見を共有し、ポールにそれを聞いてもらった上で、オーナーとしての彼の意見も共有することができたので、非常に良かったと思う」と述べた。同監督自身は名称変更に前向きだが、自分の見解が選手に影響を及ぼすようなことは望んでいないとも語っている。（AP）
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bb-tp2-200722-202007220000245.html