北海道新聞 2025年7月6日 22:16
第28回アイヌ語地名研究大会が6日、札幌市内で開かれた。札幌のほか江別市や日高管内新ひだか町など各地から約120人が参加。札幌大アイヌ文化教育研究センター長の本田優子教授が講演し、アイヌ民族と東北のつながりについて語った。
アイヌ語地名研究会の主催。本田教授は講演で、秋田県にかほ市象潟(きさかた)の郷土資料館には北海道内でもほとんど確認されていない日本海側のアイヌ語資料や、伝統衣装の樹皮衣「アットゥシ」が多数あることを紹介。「絵馬にもアットゥシが描かれており、当時の象潟と北海道には深いつながりがあった」と語った。
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