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アマゾンにある“音のない公園”。先住民とともに静寂を守る

2025-07-02 | 先住民族関連

 

IDEAS FOR GOOD 7月 02, 2025 by Ellis

毎日、どこかで音が鳴っている。目覚まし時計やスマートフォンの通知音、近くを通る車の音……静けさは、私たちの生活からほとんど消えてしまった。耳を休める場所すら見つからない時代に、ほんのひとときでも「音のない環境」に身を置くことが、心や体にどれほどの影響を与えるのだろうか。アマゾン奥地に、そんな体験を約束してくれる静寂の地がある。

南米エクアドルのザバロ川流域は、自然の静けさが今なお保たれている数少ない場所の一つだ。2019年4月14日、この地が世界初の「Wilderness Quiet Park(世界初のウィルダネス・クワイエット・パーク)」に認定された(※1)。認定を行ったのは、自然の静寂を守る活動を続ける団体・Quiet Parks International。人工的な音が一切届かない環境が維持され、静けさそのものを「守るべき資源」として捉えるという新しい発想のもとで保護地の選定・認定を行っている。

この取り組みの中心には、先住民族であるコファン族の存在がある(※2)。彼らは代々この森と共に暮らし、その知恵と文化を大切に守り続けてきた。ザバロ川周辺の静けさを守ることは、単に音を排除する行為ではなく、そこに息づく多様な生態系やコファン族の暮らしそのものを保全することでもある。

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https://ideasforgood.jp/2025/07/02/wilderness-quiet-parks/

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