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「ウポポは自分自身の表明」 登別でアイヌ文化講座

2024-05-20 | アイヌ民族関連

宮木友美子 有料記事

北海道新聞2024年5月19日 22:26(5月19日 22:28更新)

阿寒湖アイヌコタンで提供しているアイヌ民族の料理を解説する郷右近富貴子さん(左)と姉の床絵美さん

 【登別】観光地とアイヌ文化の関係を学ぶアイヌ文化講座が、登別市観光交流センター(ヌプル)で開かれた。アイヌ民族に伝わるウポポ(歌)の歌い手として活躍する姉の床(とこ)絵美さんと妹の郷右近(ごううこん)富貴子さんが登壇し、ウポポを歌う時の心境や工芸作家としての活動を語った。

 同講座は市教委が年1回開いており、今回は釧路市の「阿寒湖アイヌコタン」をテーマにして18日に開催。同コタン出身の2人を招いた。

 床さんは東京都内のアイヌ料理店で働いた時にウポポを人前で歌い始めたといい、「ライブで歌うウポポはごまかせない。歌うことは、自分自身であることの表明になっている」と語った。

 郷右近さんは、自らが手がけたアイヌ工芸品を衣料品・雑貨販売のビームス(東京)の新宿店で販売した経験を語り、「モノの善しあしを理解してくれるお客さんと出会い、頑張る力になった」と話した。

・・・・・

※「ヌプル」の「ル」は小さい字。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1013656/

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