ねとらぼ 2024/08/29 18:55(公開) 2024/08/29 18:55(更新)
第3位:鵡川(むかわ)
第2位:渚滑川(しょこつがわ)
解説
第2位は、得票率12.3%の「渚滑川」(しょこつがわ)でした。北海道のほぼ中央に位置する「天塩岳」を源とし、紋別市を経てオホーツク海に注ぐ、延長84キロの一級河川です。渚滑川の名は、アイヌ語で「滝つぼ」などを表す「ショー・コツ」をルーツとする説が有力とされています。
渚滑川が流れる滝上町の市街地付近は渓谷になっていて、清らかな流れや豊かな自然はもちろん、秋には美しい紅葉が見られることでも知られています。また、古くからニジマス・ヤマベ・イワナなどの渓流魚の集まる釣り場としても有名です。サケ・マスなどの稚魚のふ化・放流も行われていて、日本初のキャッチアンドリリース区間が設けられたことでも注目を集めました。
第1位:後志利別川(しりべしとしべつがわ)
解説
第1位は、得票率50.2%の「後志利別川」(しりべしとしべつがわ)でした。北海道西部の「長万部岳」を源とし、久遠郡せたな町を経て日本海へ注ぐ、道南地方唯一の一級河川です。
後志利別川の名は、アイヌ語で「山の走り根・大きい・川」などを意味する「ツウシベツ」、もしくは「縄・川」などを意味する「トゥシ・ペッ」をルーツとする説が有力。十勝地方の利別川と区別するため、「後志」を冠したものとされているようです。
延長80キロを誇る後志利別川の流域は古くからサケの漁場として知られ、人々の生活の拠点とされてきました。米やジャガイモなどの農産物、日本海で収穫できるウニやアワビなどの海産物にも大きな役割を果たしています。また、国土交通省が認定する「清流日本一」に何度も輝いていることでも有名です。