北海道新聞2024年9月9日 21:22
クマの木彫りなど展示準備が進む「藤戸竹喜の世界展」(熊谷洸太撮影)
北海道を代表するアイヌ民族の木彫家、藤戸竹喜(ふじとたけき)さん(1934~2018年)の生誕90年を記念した作品展「藤戸竹喜の世界展」(道立旭川美術館、北海道新聞社、同展実行委員会主催)が14日、同美術館(旭川市常磐公園内)で開幕する。
藤戸さんは少年期を旭川市近文で過ごし、熊彫り職人の父竹夫さんの元で12歳から熊の木彫りを始めた。その後、阿寒湖畔(釧路市)にアトリエを設け、動物や人間の等身大像などを彫り上げた。
展示されるのは個人所蔵などの91点。・・・・・
※「イランカラプテ像」の「プ」は小さい字。