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平野貴大 映画「シサム」静岡、浜松舞台あいさつ 出身地で「昔も今も変わらない。だからこそ」

2024-09-17 | アイヌ民族関連

スポニチ2024/9/17 07:15(最終更新 9/17 07:18) 470文字

映画「シサム」静岡、浜松での舞台あいさつに出席した左から嘉山健一氏(エグゼクティブ・プロデューサー)、佐々木ゆか、平野貴大、小野武正

 俳優の平野貴大(50)が16日、出演映画「シサム」(監督中尾浩之、ムの正式表記は小文字)の公開記念舞台あいさつが静岡市と浜松市で行われた。平野は静岡市出身。「客席の皆さんから温かい拍手をいただきました」と笑顔で語った。

 江戸時代前期の「蝦夷地」と呼ばれた現在の北海道を舞台に、アイヌと和人との歴史を描いた人間ドラマ。主演は寛一郎。蝦夷地に赴き、異なる文化、風習に触れ、葛藤しながら自身の人生を見つめ直していく松前藩士の主人公の姿が現在にも通じる感動を呼ぶ時代劇だ。

 平野が演じたのはアイヌ村のリーダーで、主人公に大きな影響を与える役どころ。平野は舞台あいさつの壇上で「シサムはアイヌの言葉で隣人を意味します。現代でも隣の国、身近な人との争いは起きていて、それが昔も今も変わらない。だからこそ、憎しみの連鎖を断ち切ろうというメッセージを込めた今作を今見てほしいと思います」と語りかけ、客席から大きな拍手が起きた。

 この日は、エグゼクティブ・プロデューサーの嘉山健一氏、佐々木ゆか、小野武正(KEYTALK/Alaska Jam)も同席した。

https://mainichi.jp/articles/20240917/spp/sp0/006/060000c

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