産経新聞 2025/7/14 20:21
国交省の担当者からアイヌの遺骨を受け取る、「インカルシペの会」の安ケ平拓也さん(手前右)=14日午前、北海道白老町
北海道小樽市から東大などに研究目的で持ち去られ、現在は国の管理の下で白老町のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に保管されているアイヌの遺骨19体と副葬品が14日、小樽市のアイヌの人々らでつくる「インカルシペの会」に返還された。
ウポポイ敷地内の慰霊施設で式典が開かれ、遺骨や副葬品が納められた箱を、国土交通省の担当者が同会側に一つずつ手渡した。東大の担当者は「遺骨の研究や収集がアイヌ民族の方々の意向に沿わない形で行われ、尊厳を傷つけたことを申し訳なく思い、深くおわびする」と謝罪した。
・・・・・
https://www.sankei.com/article/20250714-2BVPUPASS5OYBGAF4Y5EHIS4RM/