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空自機にアイヌ文様 市民グループが使用差し止め要請

2023-01-26 | アイヌ民族関連
中日新聞2023年1月26日 05時05分 (1月26日 05時05分更新)

 アイヌ民族や学者でつくる市民グループが、航空自衛隊第二航空団(北海道千歳市)の航空機にアイヌ文様のマーク=写真、同団提供=が使われたとして抗議し、使用の差し止めを要請している。和人に文化を奪われ続け、近年ようやく「日本の先住民族」と定められたアイヌ民族。どんな「権利」を求めているのか。
 抗議を受けたマークは、北海道に生息するヒグマと、航空団を模した羽根を組み合わせ、中心部に星と渦巻きのような模様が用いられている。デザインは隊員から公募。昨年十二月に公開し、T4練習機の尾翼に塗装している。
 これに対し、アイヌ政策検討市民会議(札幌市)が十六日付で要請文を送付。アイヌ文様は、日本も署名した二〇〇七年の「先住民族の権利に関する国連宣言」で、アイヌ民族自身が適切に管理・運用する「伝統的知識」と定められていると指摘。マークを知らなかったアイヌの人たちがおり、合意形成がなされていないとしている。
 代表のジェフ・ゲーマン北海道大教授は「複数の図柄を組み合わせたアイヌ文様をモチーフにしたのは、デザインから明らかだ。それなのに、アイヌ民族の同意を得ないのはおかしい」と述べる。
 抗議の背景には、長期の同...
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