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先祖へ祈りささげる 白老アイヌ協会が供養祭

2017-08-15 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2017/8/14配信

先祖供養「シンヌラッパ」が執り行われた
 白老アイヌ協会(新井田幹夫会長)は11日、白老町内の白老アイヌ民族記念広場で第13回アイヌ碑先祖供養祭を行った。伝統儀式「シンヌラッパ」を執り行い、出席者たちが祭壇の前で酒などを供えながら、両親や先祖への祈りの言葉をささげた。
 記念広場はかつて、アイヌ民族の子弟が教育を受けた白老第2小学校があり、また、「コタンのシュバイツアー」と呼ばれ地域医療に力を注いだ故高橋房次氏の病院があった場所。アイヌ民族にとってゆかりが深く、2005年にアイヌ碑が建立されてからは、この地で先祖供養祭が執り行われている。
 新井田会長が祭司を務め行ったシンヌラッパでは、アイヌ民族がもっとも大事にしている火の神に感謝の祈りをささげたあと、祭壇前で出席者一人ひとりが先祖と自分の名前を口にしてから酒やお菓子などの供物をささげた。新井田会長は「先祖があって今われわれがここにいることを伝える儀式。先祖の思いにふけてもらえたら」と話した。
 交流会では来賓として北海道アイヌ協会の加藤忠理事長が、ドイツからの遺骨返還に言及し「世界に先駆けて返還してくれたことに感謝したい」と話した。
 この後、参加者たちにアイヌの伝統料理などが振る舞われたほか、鵡川アイヌ文化伝承保存会、平取アイヌ文化保存会による古式舞踊も披露された。
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/11947/
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