【室蘭民報 2010年6月23日(水)朝刊】
室蘭工業大学(佐藤一彦学長)は登別市、室蘭民報社と共催で22日から、登別市富士町の登別市民会館を会場に平成22年度公開講座「自然災害への備え」をスタートさせた。初回は土砂災害について講義が行われた。講座は30日まで計4回実施される。
公開講座は地震や津波、大雨・洪水、高潮と津波、避難など避けることができない自然災害の発生メカニズムや災害時の対処方法などを同大の6専門教員が詳しく説明する。
初日は木幡行宏教授が「土砂災害に備えて」をテーマに講演した。この中で、集中豪雨やゲリラ豪雨などによる土砂災害の事例を動画などを再生しながら紹介。同大が市と協力して作製した市ハザードマップも説明した。
木幡教授は「日ごろから避難場所や避難経路、家族の集合場所の確認を行うことが大切。避難時は緊急車両の通行を確保するため、徒歩が基本です」などとアドバイスした。出席した33人の受講生はメモを取り真剣に聴き入っていた。
講座内容はきょう23日が地震、29日が災害と人間心理・避難、30日が大雨と洪水・高潮と津波となっている。
室工大と室蘭民報社は1月に地域社会や文化、学術の振興を目指し、連携・協力協定を締結し、同講座は初の共催事業。8~9月に「日本刀の科学」、10月~来年2月には「先住民族アイヌと日本社会の未来」の2講座を共催で開講する。
(佐藤重伸)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/06/23/20100623m_03.html
室蘭工業大学(佐藤一彦学長)は登別市、室蘭民報社と共催で22日から、登別市富士町の登別市民会館を会場に平成22年度公開講座「自然災害への備え」をスタートさせた。初回は土砂災害について講義が行われた。講座は30日まで計4回実施される。
公開講座は地震や津波、大雨・洪水、高潮と津波、避難など避けることができない自然災害の発生メカニズムや災害時の対処方法などを同大の6専門教員が詳しく説明する。
初日は木幡行宏教授が「土砂災害に備えて」をテーマに講演した。この中で、集中豪雨やゲリラ豪雨などによる土砂災害の事例を動画などを再生しながら紹介。同大が市と協力して作製した市ハザードマップも説明した。
木幡教授は「日ごろから避難場所や避難経路、家族の集合場所の確認を行うことが大切。避難時は緊急車両の通行を確保するため、徒歩が基本です」などとアドバイスした。出席した33人の受講生はメモを取り真剣に聴き入っていた。
講座内容はきょう23日が地震、29日が災害と人間心理・避難、30日が大雨と洪水・高潮と津波となっている。
室工大と室蘭民報社は1月に地域社会や文化、学術の振興を目指し、連携・協力協定を締結し、同講座は初の共催事業。8~9月に「日本刀の科学」、10月~来年2月には「先住民族アイヌと日本社会の未来」の2講座を共催で開講する。
(佐藤重伸)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2010/06/23/20100623m_03.html