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資料で伝える人々の暮らしとヒグマの関係 旭川市博物館で企画展

2024-07-31 | アイヌ民族関連

桜井則彦 有料記事

北海道新聞2024年7月30日 22:22(7月30日 22:33更新)

上川地方の人々とヒグマのかかわりなどを伝える企画展「ヒグマの民俗」(伊丹恒撮影)

 上川地方の人々の暮らしとヒグマとの関係について約80点の資料で伝える企画展「ヒグマの民俗」が、旭川市博物館(神楽3の7)で開かれている。

 アイヌ民族とヒグマについてのコーナーでは、ヒグマの頭をかたどった彫刻が正面に配されたサパウンペ(冠)のほか、育てた子グマを神に返す儀式イオマンテで使われた餌を入れる器も並ぶ。一方、クマ猟で使われた仕掛け弓なども展示され、神として儀礼を行いつつ、肉や毛皮を活用する関係性を紹介している。

 明治期から大正期に関する展示では主に被害について触れ、旭川兵村記念館所蔵の記録「屯田絵巻 巻二」では、魚売りがヒグマに遭遇して逃げる様子が描かれている。

 ・・・・・・

 8月25日までの午前9時~午後5時。観覧料は一般350円、高校生230円、中学生以下無料。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1044744/

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