伊丹スピードクラブ

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練習予定、練習記録、大会結果、その他雑感などに使用していきます。

Federations Cup 2023 ロード選手権恵那大会

2023年06月19日 19時19分15秒 | 大会結果
Federations Cup 2023 ロード選手権恵那大会
【日時】2023年6月17日(土)~18日(日)
【場所】岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場
【主 催】岐阜県ローラースポーツ連盟
【協 力】東京都ローラースポーツ連盟、群馬県ローラースポーツ連盟、愛知県ローラースポーツ連盟
    大阪府ローラースポーツ連盟、兵庫県ローラースポーツ連盟
【参加者】
 (シニア男子)Teppei, Ken
 (ジュニアB男子)Kanta, Mamoru
 (ジュニアB女子)Ai, Utana
 (ジュニアC)Ikkei, Haruka
 (オープンC)Mio(Ai妹), Suzuna(Utana妹)

4月のFederations Cup トラック大会に続いて、全国大会規模のロードレース大会を今年もクリスタルパーク恵那で開催いただきました。
一言でいうと、最高に楽しい大会でした。こういった大会を継続的に開くことができれば、ローラーの人口も増えるんじゃないか?と本気で思います。

今回は最初に書きます。
主催いただいた岐阜県ローラースポーツ連盟の皆様、そして、準備に全面的にご協力いただいた東京都ローラースポーツ連盟の皆様にまずお礼を申し上げます。
そして、賛同して動いた各連盟はもちろん、クリスタルパーク恵那の皆様、大会を二日間も盛り上げて頂いたMCの青山しん太郎さん、青木夏美さん、およびOBの小山滉平君、安高きらさん、大会に出場してくれた選手一同と、選手を大会に連れてきてくださった保護者様一同、他、大会に関わっていただいたすべての方に感謝を申し上げます。
本当にありがとうございました。

この梅雨真っただ中の二日間、奇跡か?と思えるほどにピーカンの快晴で、最高のコンディションでした。
MCの青山しん太郎さん、青木夏美さんのおかげで、大会が本当に華やかでした。出走するすべての選手が毎々スタート時に派手にコールされ、皆、面映ゆくも誇らしげでした。
キッチンカーやスケートショップ(King-T様)にショップを開いていただけた事で、普段は武骨なスピード大会が、普段よりも華やかに感じられました。
そして出場する選手たちもレベルアップが感じられ、どの競技も本当に見どころがありました。特にシニア男子のカテゴリーでは、4種目すべての1位が異なるというくらい混戦で、誰が勝つか全く分からない状況だったため、本当に見ていて面白かったです。

そんな中で、当クラブのメンバーはそれぞれのカテゴリーでかなり躍動していました。
Teppei:激戦のシニア男子を制して総合一位。途中雄たけびを上げていました。本人も相当楽しかったとのこと。こんなレースを続けたいですね。
Ken:当初はGood Looser候補で参加したものの、想像以上にレースに参加できました。相当楽しく、またインラインの大会に出たいとのこと。
  (Kenは正式な部員ではないですが、ISC扱いで書かせてください…。執筆者にも多少は親心があります…。)
Kanta:惜しくも総合1位を逃した形になりましたが、最後の長距離など、心意気を感じさせられる立派なレースを見せてくれました。
Mamoru:最高4位と入賞はなかったものの、そもそもスケート初めて1年ちょいです。ものすごい速度での上達ぶりです。まだまだこれからですね。
Ai:非常にコツコツと練習を続けてきたAiですが、とうとう花開いたような大会になりました。特に短距離が速くなった。総合3位はかなり立派です!
Utana:同じくよく練習するUtana。最後の長距離で2位に入れば、Aiに代わって総合3位という位置。(取り合いは仕方ないです)あと一歩という感でしたが、立派なレースだったと思います。
Ikkei:永遠のライバル?ブリザードのKoharu選手との争いが楽しかったですね。4月は僅差で勝ちましたが、今回は僅差で負けました。そういうのがいいんじゃないでしょうか。Harukaもすぐ後ろにいますしね。
Haruka:最近練習でも好タイムを連発してきており、大会への意気込みが高かったのですが、大会直前で体調を崩してしまいました。出場も危ぶまれましたが、ご両親の決断で出場。結果的に総合3位に入ることができました。おめでとう!
Mio&Suzuna:伊丹ローラースクール生の二人ですが、スピード靴を履いた選手たちとともにフィットネスブーツで頑張りました。結構フォームも良く、速かったです。

本当に素敵な大会だっただけに、今回出場できなかった部員たちにも出てほしかったなぁとも思いました。
また、今、一時的に離れている選手たちや、一度辞めた選手たちにも、また帰ってきてくれたらなぁとも感じます。Kenが楽しんでいるように楽しめると思うんですが…。

さて、ではカテゴリごとに結果と寸評を記載したいと思います。
【シニア男子】
100m

Ken 3位 11"340
Teppei 6位 11"640

ここはKenショックでした。予選タイム3位から準決勝勝ち抜け、決勝3位とまさかの結果でした。周りからも驚愕の声が漏れていました。
Teppeiはスタートでしくじり、準決勝敗退。

https://www.youtube.com/watch?v=sTXsoRkmvsM

1Lap
Teppei 1位 33"582
Ken 8位 39"730

本来は長距離選手のTeppeiですが、1Lapで優勝。何よりスタートが上手くはまり、その後先頭をキープしたままゴールまで駆け抜けました。
ゴール後、レイザーラモンHGばりに「フォーーー」と叫んでいました。多分100mで優勝したSyuto選手に張り合ったものと思われます。

https://www.youtube.com/watch?v=S0poTzod-0o

10000mポイントレース
Teppei 4位 16’36”060(4ポイント)
Ken 10位 エリミネート

志村のAoi選手と専修大学のHiroqui選手が見事なブレイクを決め、しかもAoi選手は最後までスピードを緩めず、逃げ切りました。
Aoi選手、初の日本一ですね!おめでとうございました!
Aoi選手と間があいた時に、すこし2番手集団がお見合いのような形になってしまい、逃げ切りを許してしまいました。
Teppeiは本来、このレースは取りたかったはずですが、正直いまいちな展開でした。

https://www.youtube.com/watch?v=nGWAUqg9P9U

15000mエリミネーションレース
Teppei 2位 24’25”060
Ken 8位 エリミネート

大会最後のレースでしたが、最高に面白いレースでした。これぞエリミネーションレースという感じで、日本国内でこれを見れたのは本当に久しぶりです。
日本記録にあと10秒と迫るくらいのハイスピードレースで、しかも、集団がばらけることなく、毎エリミネーションが団子で入ってくる、審判泣かせのレースでしたが、審判はいくらでも泣かしてほしいものだと思います。それほどまでに拮抗してて、見ていても非常に楽しかったです。
当初エリミネーション要員という形で参加したKenは立派に使命を果たし、強豪の中でも3番目のエリミとなり、結構立派にレースに貢献しました。
Teppeiはレースの中でスリルを楽しみまくっていたようで、3回ほど際どいシーンがありましたが、それぞれ生き残りました。最終的には2位に入り、総合1位を獲得しました。

https://www.youtube.com/watch?v=Z3WRkUX6QPE&t=262s

【ジュニアB男子】
100m

Kanta 3位 12”860
Mamoru 6位 14”110

Kantaはここで3位になったのが最後まで響き、総合優勝を逃しました。2位以上が取れたらよかったのですが。
1Lapもそうですが、結局のところスプリント力の差です。練習でもMizuki(小6女子)にも負けますもんね。
ということで、課題は明白です。

https://www.youtube.com/watch?v=Yl7FSNX6NFc

1Lap
Kanta 2位 39"925
Mamoru 4位 43"363

Kantaはやはり短距離は1位のAnji選手にかなわない。1秒以上差をつけられての2位でした。
Mamoruは決勝進出したこと自体が立派だったと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=26SIqUmtgIw

3000mポイントレース
Kanta 1位 5’11”870(13ポイント)
Mamoru 5位 6’05”800(0ポイント)

Kantaは長距離が強く、ライバルのAnjiは短距離が強いです。
強みの長距離では、先頭を最初から最後まで引き、全先頭ポイントを獲得し、しっかりとした1位でした。
全く後ろに下がろうとしない滑りは立派だったと思います。

https://www.youtube.com/watch?v=6n9gGad73wA

5000mエリミネーションレース
Kanta 1位 8'49"960
Mamoru 5位 エリミネート

Kantaはここでも、何度も仕掛けを繰り返し、力を緩めることなく先頭を引いて走り切りました。非常に立派なレース展開だったと思います。
Mamoruは最終的にエリミネートされましたが、途中も何度も前の集団に追いつこうとしていましたし、よく頑張っていました。

https://www.youtube.com/watch?v=AiBYH-VVFbw&t=193s

【ジュニアB女子】
100m

Ai 3位 13"060(準決勝では12"810)
Utana 5位 14"070(準決勝敗退)

Aiが少し目覚めてきた感じで、短距離が速くなってきました。G/Wの合宿でも伸びが感じられましたし、恵那の相性がいいのかもしれません。
Utanaは長距離が強いのですが、短距離スプリントに明らかに課題があります。(少し問題が分かった気もします。よく確認してから練習に反映させたい)

https://www.youtube.com/watch?v=0_kbzUsH914
https://www.youtube.com/watch?v=3fd6exfO3EQ

1Lap
Ai 3位 42"229
Utana 4位 42"962

短距離系Aiの方がUtanaよりも速く、長距離はUtanaのほうが強い。
と、いうほどの差は二人にはありませんが…。まだまだ分かりません。
2位とは2秒差つけられたので、二人とももっとレベルアップしたいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=f_U3uUuAH-s

3000mポイントレース
Utana 3位  5'38"790(3ポイント)
Ai 4位  5'41"870(0ポイント)

最初から1位のRena選手と2位のNozomi選手が二人で前に行ってしまい、離れた位置での3着争いとなってしまいました。
先頭集団の中でレースができればもう少し違う展開が作れるし、レースがもっともっと楽しくなるでしょう。
AiとUtanaで先頭集団を追いかけるようなことができればよかったのですが。
なお、Utanaは最後の最後に力尽き気味のNozomi選手を追い抜いて、ゴールタイムは2位でした。スタミナはあるってことですね。

https://www.youtube.com/watch?v=Z-yTnF-gpCE&t=407s

5000mエリミネーションレース
Utana 3位  9'14"370
Ai 4位  最終エリミ

Utanaは得意な長距離でNozomi選手に勝ちたかったのですが、0.4秒差で3位。ここで2位に入っていれば、Aiと同ポイント&長距離優先で総合3位が取れただけに、痛恨の3位だったでしょう。
(レース前からそのことを知ったうえでレースに臨んでいたので、3位に終わった時には涙があふれていました)
Utanaは、エリミネーションレースでは、最初から最後まで先頭集団でレースできており、本当にギリギリの結果だったと思います。
ただ、ゴール前スプリントで、なぜか真っすぐ走り切らずに2位選手の後ろに着くような形のラインをとった点が残念でなりません。あそこで後ろに着いたら絶対勝てない。内から抜こうと思ったのだとは思いますが、完全に無駄な距離を走りました。

Aiもほぼ最後まで先頭集団を滑りましたが、最後のエリミ前でUtanaを含む3人から離れてしまったのが少し残念でした。体力の限界だったと思われるので仕方ありませんが。
ただ、途中、パックの中で滑るべきシチュエーションでも、ちょいちょいパックから無駄にはみ出して、ずいぶん余計な空気抵抗を受けていたようにも思えます。
体力を温存すべきところで無駄遣いした感もあるので、ちょっと勿体なかったですね。

https://www.youtube.com/watch?v=g3axArEBvK8

【ジュニアC男女】
100m

Ikkei 2位 14"490(予選では14"040)
Haruka 3位 14"690(予選では14"540)

Ikkeiには一言だけです。「前向いて走れ」
予選同様のタイムなら十分に1位タイムでした。一方で1位になったKoharu選手は予選も決勝もほぼ同タイムであり、きっちり出し切った感じです。
100mレースに駆け引きもくそもないのに、横をちらちら見て走ったのは勿体なかったです。

Harukaは体調を崩しており、レース出場も危ぶまれていたのですが、本人の強い意志を親御さんが後押しした形で出場してくれました。
最近速くなってきていましたが、タイムもかなり上がってきていますね。このままIkkeiとともに切磋琢磨し、ともに成長してほしいです。

https://www.youtube.com/watch?v=gY3pZ8XF04s

1Lap
Ikkei 2位 48"360
Haruka 3位 51"050

ライバルのKoharu選手が48"120。Ikkeiは僅差での2位でした。ますます良いライバル関係になりますね。
最終コーナーを抜けるまでずっと先頭を走っていたのですが、最後のスプリントで負けました。
Harukaも大きく引き離されることはなく、最後は迫ってきていました。

https://www.youtube.com/watch?v=tHptEyNsiqE

800m(2周)
Ikkei 1位 1'37"064
Haruka 欠場

Ikkeiは100m、1Lapと続けてKoharu選手に敗れて2位でしたが、最終種目で意地の1位をとりました。
スタートから先頭を走り続け、最後まで逃げ切りました。これは偉かったと思います。
(何より横をみるタイミングがなかったのが良かったかも)

https://www.youtube.com/watch?v=k6npHN5MppQ


開会式後の全体写真。


Haruka 100m。躍動感ありますね。


ジュニアC 100m決勝。Ikkei、最初から横見すぎ!


Utana。ゴール前でしょうか。カッコイイ。


Kanta。短距離頑張りましょうね。


Ai。遊脚がひきつけられています。これはG/W合宿の成果のようにも思える。


KenとTotori選手の100m。二人とも腰がすごく入っています。


Mamoru。3000mポイントレースかな。


キャプテンのTeppei。今回はたくさん苦戦しながらも総合1位でした。


SuzunaとMio。仲良しですね。


MCブースを襲撃していたようです。お邪魔になってなかったらよいのですが…


キッチンカーのメニュー。おいしかったです!


伊丹スピードクラブの今回の参加者(途中帰宅のHaruka以外)。


Teppeiを囲んで、他チームの皆さんと。
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