伊丹スピードクラブ

伊丹スピードクラブのブログです。
練習予定、練習記録、大会結果、その他雑感などに使用していきます。

第20回全日本ロードレース選手権大会 兼 WORLD ROLLER GAMES 2024(世界選手権大会/イタリア)ロード代表選手選考会

2024年07月01日 20時32分27秒 | 大会結果
第20回全日本ロードレース選手権大会 兼 WORLD ROLLER GAMES 2024(世界選手権大会/イタリア)ロード代表選手選考会 
【日時】2024年6月29日(土)~30日(日)
【場所】岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場
【主 催】一般社団法人ワールドスケートジャパン
【主 管】岐阜県ローラースポーツ連盟
【参加者】
 (シニア男子)Teppei, Ken
 (ジュニアA男子)Kanta
 (ジュニアB男子)Mamoru, Riku
 (ジュニアB女子)Ai, Utana, Mizuki, Haruka
 (ジュニアC)Ikkei, Suzuna, Syokai, Syorin, Mio

梅雨の真っただ中、全日本ロードレース選手権大会が開催されました。
当日朝の天気予報は、初日はしっかりと晴れ、翌日は雨という感じで、少なくとも初日は最初からがっつり開始できるはずだったのですが…。
朝までのかっぱぎも終わり、十分にリンクが乾燥し、あとは開会式からの競技開始というタイミング、開会式10分前くらいでまさかのゲリラ豪雨を食らいました。
まぁ、よくあることとは言え、中々の洗礼でした。
ですが、そのあとの新委員長のリカバリーが凄く、本来最終種目の長距離を最初に持ってくるなどで、すべての競技が完遂できました。
二日目は予定通り(?)雨。豪雨でした。豪雨なら豪雨で実施できてしまうのが、クリスタルパークの強みで、全員びしょぬれになりながらも、全競技完遂しました。
厳しいコンディションながら、全競技すべて大きなトラブルもなく実施できた点、非常に良かった点ではないかと思います。

また、この大会では去年のFederations Cupにつづき、プロアナウンサーの青山しんたろうさんと、ユイちゃんさんのプロ2名に二日間実況頂き、
非常に華やかな雰囲気でした。
二日目の土砂降りの中、あの明るく素敵な実況が無ければ、きっとどよーーーーんとしたんじゃなかろうかと思います。

当クラブからは、合計14名も参加しました。(一部ゲスト部員もおりますが、身内ということで、クラブでカウントさせて頂きます!)
少し昔を思い出せるくらいの参加人数で、なんとも嬉しいですね。また勢いのあるクラブにしていきたいと思います。
クラブ員の様子を掻い摘んで下記します。

まずは…なんといっても
Kanta ジュニア日本代表内定!!!
です。様々な良いレースがあった今大会でしたが、ジュニアA男子10000mポイントレースが間違いなく一番盛り上がっていました。
トップスピードでは明らかに劣っているKantaが、なんとライバル選手たちを制し、1ポイント差で2位入賞しました! 

 何回も前の3人に置いて行かれるKantaでしたが、決して諦めることなく追いつき、追いつくだけでなく、前に飛び出して逃げる。
 前の3人選手は追いかけてきて、またKantaを置いていきますが、Kantaは追いつき、追いつくだけでなく、前に飛び出して逃げる。

これを何度も何度も繰り返し、完全に前の選手たちの脚を潰しました。
精神的にも相当強くないとできないし(最初に置いて行かれた距離で萎える。一度追いついてもそこで休んでしまう)
何度も何度もアタックするスタミナが強烈で、誰もができる戦い方ではなかったです。
恐らく、大雨もかなり味方してくれたと思います。
追いついてアタックする当たりで、もう他チームの選手を含め、観客は大騒ぎでした。あちこちで「カンター!!!」という叫び声が聞こえていました。
日本代表内定の発表時にも、誰よりも大きな歓声を受けていました。
今回は、Kantaが全部持って行った感がありました。




続きまして、各選手の総評を上から順に書いていきたいと思います。事情により選手の近くに居れなかったので、頓珍漢かもしれません。ご容赦のほど。

Teppei
本人も書いてましたが、「こんなもんじゃない」という結果だったかと思います。
今年からクラブのコーチを務めてくれているがゆえに、自分の時間が減ってしまったかもしれません。この点、申し訳なく思います。
が、あえて言わせていただくと、「Teppeiはこんなもんじゃない」です。世界選手権に向けて、再起動してもらいたいですね。



Ken
100m予選、Katsuki選手、Syuto選手と一緒の組で、さすがに終わったと思ってましたが、まさかのジャイアントキリングに、多くの関係者がビビりました。
準決勝で、Aoi選手にウィール半分程度の差で負けましたが、そのAoi選手が優勝したので、やっぱり惜しかったんじゃないかなと思います。



Mamoru
4種目中最初の3種目ですべて4位。ちょっと力の出しどころを知らない「非常に惜しい」感が否めませんでしたが、
最終種目の3000mポイントレースでは力を出し切ることができ、4位とのデッドヒートを制して3位入賞しました。こういう経験が貴重だと思います。
おめでとう!



Riku
Rikuは、本当によく頑張っていました。いま自分ができることを全て出し切っていたと思うし、力以上に出していたと思います。
長距離は、最初から飛び出し、ずっと先頭を引きました。その姿勢、最高に素晴らしいと思います。
短距離でも、一つでも上を狙うべく頑張ってる感が感じられました。
非常に良い大会参加経験になったと思います。また練習頑張ろう!



Ai
Aiはちょっと不本意な結果だったかなと思います。バッドコンディションがミートしなかったですね。
(まぁ、普通はミートしないのがバッドコンディションであり、これを生かしたKantaやTotori選手が特殊とも言えます)(Totori選手、急に引き合いに出してすいません)
ただし、長距離では先頭をしっかり引くなど、後ろに着いて勝ちだけを狙うようなレースをしなかった点は、素晴らしかったと思います。
この競技、空気抵抗を受けないために、後ろに着く方が有利ではありますが、前を引くレースをしないと強くはなりません。
今回は満足する結果じゃなかったかもしれませんが、絶対次に繋がりますよ!



Utana
Utanaも入賞を狙っていた5000mエリミネーションレースが残念でしたね。スリッピーな路面で滑ってしまい、置いて行かれてしまいました。
転倒した後、立ち上がって前を追った姿勢は良かったと思いますが、厳しいことを言うならば、もっと早く立ち上がることもできたかもしれません。
悔しい経験もまた良い経験にしていきましょう。



Mizuki
全種目2位で、立派な成績でした。
お腹や足など、体調が万全ではない中、レースでは着実に結果を出し続ける点、本当にすごいと思います。勝負師なんだと思いますね。
さらにいうならば、今後は2位争いではなく、1位争いに絡んでいきたいですね。Rena選手の牙城を崩すのは、まずはMizukiが筆頭なはず。
まぁ大変贅沢な悩みですが、狙わないことには叶わない。狙っていきましょう。



Haruka
ジュニアBの中での最少学年で、更に身体も小さいHarukaでした。
順位的な要素はともかくとして、どのレースもかなりしっかり滑っていました。
特に、豪雨の中で実施された3000mポイントレースでは、完走まであとほんの僅かというところまで頑張りました。
最後の方も、切られまいと猛然と逃げており、非常に素晴らしかったと思います。
短距離でも、ダイナミックなフォームで、スプリンター選手の様です。急に大化けするのではないかとう予感があります。



Ikkei
1000mレースで、ゴール位置を理解していないという、なんとも言えない失敗をする子ですが、そういった失敗もまた今後の糧になることでしょう。
失敗してもいいと思いますが、同じ失敗を繰り返さないことと、繰り返さないために何をするか?という事を考えてくれれば、この競技に限らず役に立ちますよ。
3種目中、最初の2種目までライバル(悪友か?)のKoharu選手の軍門に下りましたが、最後の1周レースでは1位を取りました。
勝ったり負けたりするような良きライバルがいるというのは、幸せなことですよ。緊張感を楽しみましょう。



Suzuna
筆者からすると、ちょっと前まで赤ちゃんだったのに、すっかりスピードスケーターになってます。
現時点では、レースの結果なんかは割とどうでもよくて、まず一生懸命練習して、試合でしっかり出し切って、楽しく感じてくれれば何も言うことはないです。
そして、レースでは超真剣な表情で滑り切っていました。赤ちゃん要素は皆無。(当たり前か…失礼!)



Syokai
初出場の全日本選手権で、1Lapレースの決勝進出しました。まずそれが凄いことです。
Ikkeiを含めた上の3人が飛びぬけて速いので、さすがに入賞は叶いませんでしたが、十分すぎる結果だったと思います。
ますます練習を頑張っていきましょう。



Syorin
小学1年生のSyorinは、大会に出るだけでも十分すぎるくらい立派だと思います。100mでは転んでしまいましたが、大きな怪我もなくて良かったです。
Syorinはいつも練習熱心ですし、これからどんどん成長していくと思います。今後が楽しみです。



Mio
Ai妹のMioも今回、ジュニアCに出ました。周りの選手がスピードブーツで出場している中、数少ないフィットネスブーツでしたが、滑りは相当カッコよいです。
アウトエッジに乗れるし、今後、スピードクラブに入部して練習を重ねたら、もしかするとお姉ちゃんを追い抜いてしまうかも?!
ハートの部分では、Mioは相当強く、かなりの負けず嫌いですので、絶対速くなりますよ!早くクラブに入っておいで~。



ジュニアCの長距離レース


二日目は物凄い豪雨の中でのレースでした。


表彰式(ジュニアC Ikkei) 1Lapで1位!


表彰式(ジュニアB男子 Mamoru) 1Lapで3位入賞


表彰式(ジュニアB女子 Mizuki)全種目2位、総合2位


表彰式(ジュニアA男子 Kanta)10000mポイントレース 値千金の2位!


表彰式(シニア男子 Teppei)1Lapですね。


ロード競技の日本代表発表!


日本代表!!!Kanta!!!


今回参加した伊丹スピードクラブの選手一同



最後になりましたが、大会を運営頂いたワールドスケートジャパンの皆さん、クリスタルパーク恵那の皆さん、青山しんたろうさんとユイちゃんさん、岐阜の大窪さん、その他、選手や保護者一同、その他、関わって頂きました皆様に感謝申し上げます。
バッドコンディションを忘れるほどの良い大会になり、改めて感謝の気持ちで一杯です。
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WSJスピード強化合宿(春季)2024

2024年05月06日 20時16分43秒 | その他イベント
WSJスピード強化合宿(春季)2024
【日時】2024年5月3日~5日
【場所】岐阜県クリスタルパーク恵那スケート場
【宿泊】奥矢作レクリエーションセンター(恵那市)
【参加者】Teppei, Kanta, Mamoru, Mizuki, Utana, Ai, Riku, Ikkei, Suzuna, Syokai, Syorin, (ゲスト)Ken
   Teppei父, Kanta父, Utana母, Ai父, Ikkei父, Riku父, Syokai&Syorin父
   O
【日程】5/3(水) 10:00~17:00
    5/4(木) 8:30~17:00
    5/5(金) 8:30~13:00
【カテゴリ】シニア/ジュニアA/ジュニアBC

今年もG/Wの合宿に参加してまいりました。
去年までとは異なり、今年はWSJ開催の全日本合宿といった体で開催され、国内トップ指導者のご指導を存分に受けてくることができました。
三日間、夏日ばりの晴天に恵まれて、朝から晩までかなり充実の練習が行えました。

シニア/ジュニアAでは、しっかりとした滑り込み練習に加え、座学も行われました。
参加したTeppei、Kanta、Kenともに非常に充実した練習がおこなえました。
特に、Teppeiは1Lap加速走で、歴代最高?と思われる29秒台に突入し、参加者全員から歓声があがっていました。

ジュニアBCでは、陸上での体重移動、フォーム練習がしっかり行われ、これまで理解していた以上に細かなポイントを理解できたのではないかと思います。
最初はスケーティングフォームでの前方向体重移動に始まりました。ただ歩くのではなく、足裏での滑らかな体重移動を意識する必要があります。
(日ごろ速い選手の方が、そうでない選手よりもこの陸上動作が上手でした。スケーティング練習なので当たり前かもですが、やっぱり差が出るなぁと思いました)
スケーティングフォームでのサイドジャンプでは、Utanaが何かをつかんだようでした。Before - Afterで顕著な差がでました。
また、少しでも良く転がるポジションや、プッシュのためのパワーのため方、ポジションなど事細かな内容でした。
見ているだけでも、参加前/参加後で細かな動きに差が出てきたように感じます。あとはこれを定着させることが重要なので、しっかり練習を続けましょう。

宿泊は、今年も奥矢作リクリエーションセンターにお世話になりました。
ここは、恵那クリスタルパークからは結構遠く、利便性が高いとは言えないのですが、なにしろ本当に利用者目線に立ってくださる素晴らしいお宿でして、
今回も大多数の39名宿泊にも関わらず、食事の準備やお風呂の手配など、当方の希望に最大限ご配慮を頂きました。
幸いにも今年は超晴天に恵まれたため、利用機会がなかったのですが、立派な体育館も兼ね備えており、雨天時には体育館練習ができます。
(なんと滑走許可も頂きました!これは相当ありがたいです)
また、選手同士のコミュニケーション強化の場(Teppei発案だとか?)がもたれたり、大人ルームでは、ここで書けないような楽しい話が繰り広げられたりと、日ごろの試合とは異なる人間関係構築の場にもなり、とても良かったと思います。
ともかく、大変居心地が良いため、来年以降も活用させていただく予定です。

最後になりましたが、合宿を企画頂いたWSJスピード委員会の皆様、三日間指導していただいた高萩監督、大窪監督、鷲尾監督、多々お手伝い頂いた保護者の皆様、
そして恵那クリスタルパーク、その他関係頂いた皆様に感謝申し上げます。何か一つでも欠けると実現できない合宿企画だったと思います。感謝しかありません。

最初は全体体操から始まります。



ジュニアBC、充実の陸上練習




シニア・ジュニアAの滑走練習。かなりの距離を滑走していました。




ジニアBC、基礎的な滑走練習を中心にしながらも、結構な距離を滑っていたと思います。


最後の集合写真。皆さん、ありがとうございました。
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第 69 回全日本トラックレーススピード選手権大会

2024年04月15日 16時11分07秒 | 大会結果
第 69 回全日本トラックレーススピード選手権大会 兼 WORLD ROLLER GAMES 2024(世界選手権大会/イタリア)トラック競技選考会 
【日時】2024年4月13日(土)~14日(日)
【場所】東京都江戸川区 水辺のスポーツ広場ローラーコート
【主 催】一般社団法人ワールドスケートジャパン
【主 管】東京都ローラースポーツ連盟
【参加者】
 (シニア男子)Teppei, Ken
 (ジュニアA男子)Kanta
 (ジュニアB女子)Ai, Utana
 (ジュニアC)Ikkei, Suzuna

全日本選手権が帰ってきました。
運営体制側の問題などで全日本選手権が開催されず、途中、Federations Cupなどでモチベーションを維持しながらの苦しい状況でしたが、本当にやっと帰ってきたという感です。
そして、久しぶりの全日本選手権ながら、参加選手たちのレベルが明らかに上がっていました。
全競技で9回も日本新記録が続出し、かなりハイスピードなレース展開で、見ていてかなり面白かったです。
従来なら牽制要素が強かった長距離(男子も女子もジュニアAもジュニアBも)でも、牽制などは全くなく、それぞれが代わる代わるスピードをあげて仕掛けていくようなレース展開が多く、非常に積極的でした。

当クラブに目を向けますと。
まずTeppei。文部科学省の「トビタテ留学Japan」の制度で11月からコロンビアに武者修行に出ており、ぶっ倒れるまで練習を続ける日々を乗り越えてきました。
今大会は副題の通り、WORLD ROLLER GAMES 2024(世界選手権大会/イタリア)の選手選考のため、ここで結果を出して、日本代表になることが今大会の最大の目的です。

1日目、代表選考希望の5000mポイントレース、途中のポイント奪取もうまくいかず、仕掛けたブレイクも不発に終わり(成功しかけたものの、第3者選手にライバルを連れてこられた)、結果的に選考範囲外の3位になりました。あまりの失望っぷりに、周りも声を掛けられないほどで、本人も夜ろくに眠れなかったほどでした。

2日目、最初の種目の1000m。これまで全日本で常にぶっちぎりの一位に君臨しているKatsuki選手や昨年度世界選手権出場のYuto選手など強力なライバルとの争いで、ゴール直前まで横一列でしたが、最後、イーグルが見事に決まり、一位を取りました。
続いて、10000mエリミネーションレース。このレースも非常に面白く、相当ハイスピードながら、出場選手のレベルが拮抗していたため、エリミネート前のオミット(周回遅れによるエリミネート)は発生せず、すべてがエリミネートというレースになりました。「日本でこういうのが見たかった」といった感じのハイレベルなレースでした。
ここでも200mトラックを50周もして、最後に残った3人は前述のKatuki選手、Yuto選手、そしてTeppeiでした。
ゴール直前の最終コーナーを最初に抜けたのはYuto選手、最後の直線もそのままYuto選手が先行。勝利を確信したYuto選手がほんの小さなガッツポーズを見せたそのさなか、、、Teppeiが思いっきり伸ばした左足の足先が、先にゴールラインに届きました。渾身のイーグルという感じです。周りで見ていた観客(特に伊丹の関係者)は大騒ぎでした。
公式な日本代表発表はこれからですが、選考条件から言っても、Teppeiが代表入りするのは間違いないと思われます。伊丹スピードクラブ創部以来、初のシニア日本代表です。

すべてを込めた渾身のイーグル。(そう感じました)。 Photo by Kasumi.


続きまして、Kanta。
最近かなり速くなってきているとは言え、トップスピードは同クラスのライバルたちには及ばず、短距離種目では勝負になりません。
長距離種目でもスプリントを掛けられてしまうと、その瞬間は置き去りになってしまいます。
が!
見事なまでのスタミナと粘り強さが今回のKantaにはありました。
ひとたび置いて行かれても、全く諦めずに前を追い、追いつき、追いついたらそのまま前に出て逃げて見せるような果敢なレースを展開しました。
その積極的な姿勢は、見ている人たちを味方につけ、周りの他チームからも「Kanta~」と声援を受けていました。
最終的には、長距離種目で強豪選手を抑えての3位入賞を果たしました。
長年見ている筆者も、感激のあまりに泣きそうになってしまいました。
大会を見学に来てくれた大先輩のYotaroも、「Kantaは素晴らしかった」と非常に高評価でした。
Kanta本人も、やり遂げた感があったのでしょう。終わった後は終始ニコニコしてました。
しかし、もっと戦えるようになるには、やはりトップスピードの強化ですね。日ごろの練習でMizukiに負けてる場合じゃないぞということで。

Kanta


ジュニアB女子ではAiとUtanaが出場しました。
それぞれ持っている力を出せたというか、持っている以上に力を出せたんじゃないかと思います。
まず、全日本選手権初出場のAiが200mでいきなり2位に入賞しました。
Aiは江戸川でも良いフォームで、他チームの選手などからもフォームを褒められていました。
もっとパワーがつけば、更に速くなることでしょう。
Aiは一日目だけの参加でしたが、良い成果を出せたと思います。
ただ、500mのように集団で滑るレースでは、ちょっと追い抜きの苦手さが出た感じもありますね、まだまだ改善の余地ありというところです。

そして、Utana。
UtanaはどちらかというとKanta的というか、長距離を粘り強く滑る方が得意な選手で、200mでも後ろから数えた方が速いような結果でした。
ところが、500mでは決勝に進出したばかりか、なんとスプリント力では明らかに負けているNozomi選手やAiを制し、なんと2位に入りました。
ゴール前で先行していたNozumi選手が少しバランスを崩したことも大きいですが、何より諦めずにチェイスし続けた結果であり、粘り強いUtanaらしい結果だったのかもしれません。
5000mポイントレースでも良い結果でした。中盤までNozomi選手とポイントを分け合いながら、最後、ブレイクにより置き去りにすることに成功し、後半ポイントを取り続けました。
大会参加した甲斐が十分にあったと思います。

Ai


Utana


Ai & Utana。相当嬉しかったですね!



ジュニアCはIkkei、そしてSuzuna。
Ikkeiは500mも1000mも2位と、結果だけ見たら良さげですが、全く満足いかないんじゃないですかね。
これまで実力均衡しながらも、ずっと勝っていたKoharu選手に全敗でした。
負けて悔しくて泣いてましたが、その悔しさを忘れずに、これまで以上に練習に取り組んで貰いたいと思います。
そして、負けたのにも結構明確な差を感じました。(なお、この差はそっくりそのまま監督の実力差です…)
ぜひ動画を見直してほしいですが、フォームの高さはどうだったか? 腕の振り方はどうだったか? 最後までフォームを維持したか?
リンクへの慣れなどもあるとは思いますが、それ以前の基礎的な部分がずいぶん違いました。これは伊丹でも十分に練習できることです。
…とはいえ、実はかなりタイムは良くて、よく頑張っていたのは間違いないと思います。課題は課題として認識して、これから頑張りましょう!

Suzuna。初めてのスピード大会参加と言えるでしょう。
初めての大会、初めてのリンク、初めての競争相手…何もかも初めてでしたが、本当によく頑張ったと思います。
何より、フォームが良くて、かなりスピード選手になっていました。
今後は、そのフォームを最初から最後まで維持できるようになりたいですね。
Suzunaも負けて悔しくて泣いてました。そういった悔しい気持ちは大事だと思います。

2番手Ikkei。悔しかったですね。


Suzuna


最後にKen。
Kenは現在は部員じゃないのですが、伊丹スピードクラブのOBかつ、身内ということで、伊丹スピードクラブで出場しました。
スタートが非常に上手で、最初のポジショニングは自在っぽかったです。それだけの競技があれば結構な強豪かもしれません…。
何より良かったのは、10000mエリミネーションレースで、最初のエリミネートとなった残10周(40周滑走)まで生き残れたことかなと思います。
本人も楽しかったとの事。

総評がやけに長くなってしまいました。以下、各カテゴリにおける当クラブ選手の結果を纏めます。

男子シニア 200m タイムトライアルレース
Teppei 19”594 3位
Ken 20”498 6位

男子シニア 1000m 決勝
Teppei 1’30”553 1位
Ken 1’36”119 8位

男子シニア 5000mポイントレース決勝
Teppei 7’57”501 8pt 3位 日本新
Ken Elminate

男子シニア 10000m エルミネーションレース決勝
Teppei 17’13”631 1位
Ken Elminate

男子ジュニアA 200m タイムトライアルレース
Kanta 21”971 4位

男子ジュニアA 1000m 決勝
Kanta 1’41”599 5位

男子ジュニアA 5000mポイント決勝
Kanta 8’53”826 1pt 3位

男子ジュニアA 10000m エルミネーションレース決勝
Kanta 18’12”650 3位

女子ジュニアB 200m タイムトライアルレース
Ai 23”559 2位
Utana 24”444 4位

女子ジュニアB 500m+D 決勝
Utana 55”657 2位
Ai 56”005 4位

女子ジュニアB 1000m 決勝
Utana 1’51”652 3位

女子Bジュニア 5000mポイント決勝
Utana 9’48”840 9pt 2位

ジュニアC 500m+D レース 決勝
Ikkei 58”660  2位

ジュニアC 1000m レース 決勝
Ikkei 1’52”397 2位


1日目終了時。Teppeiはかなり無理して笑ってます。


2日目終了時。試合に駆けつけてくれたYotaroが東京暮らしのおかげか?なんとなく垢抜けてました。そして、Teppeiの笑顔が1日目と全然違います。


次は6月末の全日本ロードです。それまで、しっかり練習しましょう。
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ブログInstagram化

2024年03月17日 20時56分53秒 | 活動予定/活動記録
これまで毎週練習記録をブログにしてきておりましたが、時代の流れに乗って、主にInstagramに掲載することにしたいと思います。
当ブログをご覧いただいていた皆様、ぜひInstagramをご覧くださいませ。


https://www.instagram.com/itamispeedclub/

大会記録など、情報量が多いものは、このブログに記載していく所存です。
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2024/2/10(土)、2024/2/11(日)、2024/2/17(土)、2024/2/18(日)、2024/2/24(土)伊丹練習

2024年02月24日 15時57分11秒 | 活動予定/活動記録
すいません、纏めての記載となりました。

2/10(土) 伊丹リンク練習
時間:7:00~9:00
参加:Otoha, Utana, Ikkei, Suzuna
指導:O

【準備運動】
・ランニング
・ストレッチ
【滑走練習】
・定姿勢
・スネーク~アップ
・スタート練習
・クロス練習
・1周
・ダウン

久しぶりのOtoha参加でした。
日ごろ部活で鍛えているためか、久しぶりでも速かったです。もうちょっと来れると良いですね。


2/11(日) 伊丹リンク練習
時間:11:00~13:00
参加:Mizuki, Ai, Ikkei, Riku, Syokai, Syorin
   (ゲスト)Yuria, Ken, Takeki
指導:Iコーチ,O, Hajime

【準備運動】
・ランニング
・ストレッチ
【滑走練習】
・定姿勢
・スネーク~アップ
・ペース走30周×2
・FL1周×3
・ダウン

Kenのショートトラックチームの同僚Takekiがインライン練習体験参加しました。
Yuriaが典型的ですが、ショートトラック選手もインラインスケートを行う練習効果はあるかと思います。
(ただしコーナーは微妙ですが…)
少なくとも夏場のトレーニングなどで使えると思いますし、また機会があれば合同練習のようなことをやっても面白いかなと思います。

2/17(土) 伊丹リンク練習
時間:7:00~9:00
参加:Kanta, Mamoru, Mizuki, Ai, Utana, Ikkei, Riku, Suzuna, Sumio, Yuki
指導:O

【準備運動】
・ランニング
・ストレッチ
【滑走練習】
・定姿勢
・スネーク~アップ
・200m or 1周
・500m+D or 3周
・2000m 模擬ポイントレース or 1000m 模擬ポイントレース
・クロス練習
・ダウン

少しだけ記録会をイメージした練習をしました。
Utanaが模擬ポイントレースで転倒し、かなり痛そうでした。ヒビなどを恐れましたが、その後の通院で打ち身のみとわかりホッとしました。
転倒はやっぱり嫌ですね。
ビギナーメンバーも、模擬的にポイントレースをやってみました。こういうのもやらないと意味が分かりませんものね。

2/18(日) 伊丹リンク練習
時間:9:00~11:00
参加:Yotaro, Kanta, Mamoru, Mizuki, Ai, Ikkei, Riku, Syokai, Syorin, Sumio, Yuki, Suzuna
   (ゲスト)Yuria, Ken, Mコーチ
   (見学)Utana
指導:Iコーチ,O, Hajime

【準備運動】
・ランニング
・ストレッチ
【滑走練習】
・定姿勢
・スネーク~アップ
・4周×3
・FL1周×3
・ペース走30周
・ダウン

休部中のYotaroが超久しぶりに練習参加しました。
しかし、超久しぶりでも、やっぱり速い人は速いですね。いきなり13秒台前半を出してました。
Yotaroは陸上競技でかなり頑張っているため、なかなか二足の草鞋とはいかないですが、たまにでもこうやって来てくれると、やはり存在感がありますね。
本格的には難しくとも、時々顔を出してくれると嬉しいです。

ビギナーチームも内リンクで楽しそうに練習を行っています。
が、いちどSyokai, Syorin兄弟のおふざけが過ぎたようで、Iコーチに怒鳴られていました。それもまた良い経験です。
(お父様曰く、「もっと厳しくしかってください」とのこと。良い家庭ですね)

2/24(土) 伊丹リンク練習
時間:7:00~9:00
参加:Kanta, Mamoru, Ai, Utana, Haruka, Suzuna, Sumio, Yuki
   (ゲスト)N氏@東京都連, Mio
指導:O

【準備運動】
・ランニング
・ストレッチ
【滑走練習】
・定姿勢
・スネーク~アップ
・体重移動
・200m or 1周
・500m+D or 3周
・ペース走30周
・ダウン

翌日の2/25が記録会ということでしたが、天気予報を見る限りはどう見ても雨。
2/24は最後の晴れの日だったはずが、なぜか朝練時間帯に、うっすらとした雨で、最初、スピードを上げた練習ができませんでした。
スリッピーな路面なら、それはそれで練習もあろうということで、体重移動の練習を入れました。

また、この日はとっても珍しいゲストの参加がありました。
東京都連のN氏が伊丹の練習をご覧になりたいとの事だったため、練習にゲスト参加頂きました。
また、Ai妹のMioも練習に参加しました。楽しかったそうです。いつ部員になるのかな?と楽しみに待っています。

定姿勢練習


アップ


アップを終えたあたりで降雨のため、内リンクで体重移動練習



200m練習







30周ペース走。基本、全部Kantaが先頭でした。


Mio…、むっちゃ上手い!


最後のご挨拶
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