名古屋季節だより

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啓蟄の日々

2013-03-07 13:45:50 | 日記
寒波が一転、4月の陽気となる。
自然の大いなるちからに、驚きを身近に感じる。
街を歩いていると、何処からともなく漂ってくる匂い、
いつもの懐かしい匂いに、めぐりくる年を思う。
この沈丁花の香りは、通り過ぎてから匂う所が奥ゆかしい。
帰宅する夜道では、なおさらとなる。
何処からか薫る沈丁花に通り過ぎてから気づき、
しばし立ち止まり、振り返るが、見つけられないまま、
しかし、心は満たされながら、いつもの地下鉄の駅に向かう。

啓蟄、暦によれば、
冬籠りの虫が出て来て、
桃の花が咲き始め、
山里で鶯が鳴き始めるとか。
春を待つこの時期、待つ気持ちに期待がこもる。
朝の頬をなでる空気にはまだ冷気を感じても、歩みは軽やかになる。


   

   見つけた路地の奥の沈丁花



   

   事務局のある7階の窓から下を見るとビルの隙間に、
   紅白の梅がこれから咲き出そうとしていた。



付けたり

キリスト教学校で教職を志す皆さん、
「いのり」
児童・生徒は、教師によって(自分を見つけて)変わり、
教師は校長(の品格と実績)によって(自ずと高く)変えられていく。
学校のベクトルは、学校のミッションステートメントを実践しようとするトップによって変わる。
とも言えるけれども、要はそれぞれ自身の「いのり」にあると思う。


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