東京国立博物館、
今にも雪の降りそうな空模様、
広大な敷地にそれぞれの展示館が建っている、
正面左手に「表慶館」、
展示品準備中、
阿吽の獅子、
阿獅子と、
吽獅子、
いずれもマフラーの暖かそうなこと、
冬枯れの寒々とした空気の漂う中、
メタセコイヤ、
その向こうに大銀杏、
正面右手、
「東洋館」、
まず迎えてくれるのが、
そして微笑みの顔、
角度を変えると顔の表情も違ってくる、
驚いたことは、
以前もそう感じたのだが、
殆どの作品の写真撮影が許されている、
積年の感覚では、
写真を撮ってはいけない場所だった、
最近では、
触れることは許されないが、
気に入った作品を撮ることはフラッシュ不可で撮影可、
途端に身近に感じてくる、
三彩のラクダ、
ファイアンス制(石英質の粒子を焼き固めたもの)小さな鉢、
何とも言えない緑釉色に魅かれる、
青磁とは言えない色合いながらも、
深い暖かな趣が、
聖魚オクシリンコス像、
エジプト出土のトキ像、
エジプト、
ロマン搔き立てる象形文字、
イニ像の浮き彫り、
そして白釉藍歳彩花卉文大皿、
御見事、
正面に東京国立博物館が建つ、
正面の階段を登ると、
壁面の大時計ステンドグラスが重厚な雰囲気を醸す、
天井には格調高い電灯、
壁面のテラコッタ、
ブロンズのアクセント、
踊り場にもステンドグラス、
こちらでは何に関心が行くのか、