日本陶芸倶楽部に立ち寄る、
原宿駅、
やがて建て替えが迫って来る、
葱坊主(塔屋)も消えゆくのだろうか、
外国人の観光客で、
原宿、
竹下通りは埋め尽くされている今、
近くの代々木公園のバラ園、
名残のバラが、
静かにしかし存在感を示している、
一株に、
残る気品、
色彩の微妙な変化が、
花びら一枚一枚に現わされている、
秋の柔らかな光が醸す、
蜻蛉と薔薇、
そして、
秋色のブルー、
キバナコスモスの向こうに、
秋深まれり、
陶芸倶楽部の隣りの瀟洒なビルに、
似つかわしくない、
日を追うごとに、
タワシの如くなり行く、
世の中には不思議が満、