コロナ変異株、
第3波から第4波、
誰もがそれぞれ感染防止を心がけて、
日が過ぎてゆく、
人との出会いを避け、
自然の中に親しむ、
願ってもないことながら、
春にしても、
時折、
冷たい風が吹く、
港、
青空の下、
海も青し、
帆掛け船が、
帆を一杯に広げて、
小さなグリーンポットに、
遠く富士が、
白雪を輝かす、
名残りのコブシの花が震える、
フリージャが匂う、
気が付かなかった花が、
煉瓦の花壇の隅、
少し日陰に、
芝桜、
白が春には似合う、
こちらはハナニラ、
礼拝堂のステンドグラスが、
柔らかく輝く、
和の意匠、
優しい夕日が、
落ちて行く、