児童、生徒にとっては、
心待ちにしていた夏休みが始まり出す。
教師にとっては、
学期末試験を終え、
採点、
評価、
通知表への記入と、
仕事は一気に加速していく。
休みとなると今度は、
強制補修、進学補習
クラブ合宿、研修会・生活教室等の引率が続き、
昼夜連続してくると、
授業のある日が懐かしくなる。
今は、ニイニイゼミ、
やがて、
アブラゼミにクマゼミと、
我が世の短い日々を最大限謳歌し、
鳴き続ける。
雲の峰に、蚊取り線香、
日本の原風景が広がる、
楽しき夏の日々、
ヒグラシの声が切なさを募らせる。
夏休み、
如何に過ごしたかによって、
秋の収穫が違ってくる。
それは、教師も生徒も同じこと、
事務局の近くの、
いちじく、
そして、柿、
はたまた、ザクロそしてブドウを見つける、
帰り道、
楚々として、優雅、御美事、紅蜀葵だそうな、