にんじゃのコトばかりで申し訳ございません。
じっさい、忍者というアイコンについてはそれほど興味はありません。
対象は老若男女問わないので、忍者教室という少年向けなネーミングとは別に、
大人向けの名称を検討中でもあります。
頭で考えても、今までの経験から引っ張り出す程度で、
新しさの創造はあまり見込めません。
実際に体を動かし、実行をつづけていれば、
つきづきしき名前がふわりと舞い降りるものでしょう。
13種類のにんじゃ体操も、机上で頭をかかえたり、カフェでゆらゆらと考えたわけではなく
僕が日日、小ほうきで畳を掃いたり、残り湯を桶で汲んで植木にやったり、
藍染した布を絞ったり、民謡を踊る、大風呂敷を背負って旅に出る、
そんな、いつもの動作を再確認したものにすぎません。
ようやく、
1.ハイハイ 2.ケンムン(脚の長い奄美の精霊)
3.かまきり 4.追分 5.白鷺 6.鶴
7.指車 8.脚車 9.盆踊り 10.民踊
11.忘れ物 12.かたな 13.忍者
の13つに、今晩ようやくまとまりました(各名称は変わる可能性あり)。
当初は11でしたが、この体操を毎日朝(昼)晩つづけていくことで、
からだで感じながら改定を得ました。
想像ではなく実地の体験であるため、手堅くあります。
忍者っぽいフィットネスでも作ったら、ウケるかな?という
表面的な大人騙しをする氣は1オングストローム(ナノの10分の1)
たりとも無く、内容的にはまったく忍者という観念に
限定されるものではありません。
だけど、やはり多くの方に身に付けていただければ
非常に貢献になるという思いがあるので、看板として
分かりやすい「ニンジャ」をたまたま使ったのと、
以前から歩き/走り方が忍者歩き/走りなので
言葉として馴染みがありました。
ちなみに、何でも分かる(!)アカシックレコードリーディングの
玉愛あみ ちゃんに尋ねたところでは、
僕は前世で忍者ではないが、走ることを教えていた、との事。
(彼女は幼少より特殊能力を持つ人。ブックマークにもあります。
スピリチャル苦手な方はごめんなさい。だけど、視点が増えるほど
この世は希望にあふれてきます。過去、玉愛あみという仕事名を
命名させていただき、それ以来のお付き合いがあります)
忍者教室では、腰に巻く帯にしたり、頭巾や手甲、つぶてをこさえるのに
風呂敷も使いますが、体操で様々な動作をしたり、歩き方、走り方まで
実習するため、やや広さのある会場が必要です。
このたび、小学校の体育館で4年生に伝えることになりましたが、
普段から定期的に開催するためのスペースを、これから探す、というか
素直な思いのつよさがある限り、自然と導かれると感じます。
ふろしきに関しても、風呂敷に特別な思いを抱き、
これを広く世の中に展開させるっ!という野望や使命感は持ち合わせておらず、
学生時代から、個人的な道具として愛用していたのが
たまたま、口コミからのご縁でお呼びいただくようになりました。
ふろしきも、忍者歩きも、自分が世に問うテーマではなくて、
元々自分そのものの、ありふれた日常なのです。
たとえば、普段から使っている右手に対して、大好き!という感情を
普通は抱かないのと同じで、
風呂敷ももはや体の一部で特別感は無く、
忍者歩きも、自然とそうなっていたものなので、
需要の有無に関わらず、飽きたりやめたりという次元ではありません。
逆に、いつもと違うモードに切り換えなければできないことは、
本当に身についていないのではないかと。
そして、切り換えるやり方だと、終わった後にその反動で
日常や健康にグタッとくるでしょう。
撮影やワークショップのときだけ、忍者モードに切り換えて演じるというんじゃ嘘です。
普段からの、ニュートラルでマイペースなその人そのものが、まさに忍者、という
ものであれば、それが睡眠不足でも、酒を呑んで酔っていても、
あらゆる挙動は忍者そのものであるでしょう。
そんなあり方をあらまほしと思っています。
これからも、中身第一に、看板は自然に舞い降りるという
流れで、小川のようにさらさらとつづけて参ります。
| Trackback ( 0 )
|