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ミルクはいつまで飲むか。

現在は、生後半年から離乳食という指導もあるようだが、
それは早すぎて、アレルギーを生むともいう。
戦前は、離乳食(親の食事のかみくだしなど)は
一才からが普通だったようだ。
切り換え時はおっぱいもあわせて飲ませるが、
ちゃんと食べられるようになってきたら、
一才半くらいでお乳をやめる。

ミルクのカルシウムは、乳糖の中にある。
乳糖は、小腸でラクターゼという酵素で分解されるため、
胃酸でもカルシウムがイオン化されない。
そのお蔭で、胃の中でリンと結びつくことなく
それぞれが単独で吸収された後に、
改めてリン酸カルシウムとして、骨の主成分に使われる。

しかし、離乳食をひとつのサインに、乳糖分解酵素が減ると
消化されない乳糖とともにカルシウムも排出されるのに加え、
吸収されたリンは血中のカルシウムと結ぶ。
その供給源は、骨や歯から必要以上に流出されるため、
乳児以降にミルクを飲むと、むしろカルシウム不足で
骨粗鬆症になりやすいという。

だから、目安として1才半を越えたら
母乳や牛乳は摂取しないほうが体にはよさそう。
乳製品を食べたい、与えたいならば
乳酸菌の発酵により乳糖が分解された、
ヨーグルトやナチュラルチーズのほうがよい。
牛乳が好きで飲みたいならば、カルシウムの多い
海藻などでリンとのバランスをはかる。
また、牛乳は脂質が多く酸化しやすいため、
意外にも脱脂粉乳のほうがましかもしれない。
いずれも、嗜好品としての選択。

いくつかの情報を元に、自分流につじつまを合わせようと
考えて書いていますが、どこかとんでもない
誤解や知識不足が、きっとあるでしょう。
ただ、たたき台となる現状の自分なりの考えを持つことで
新たな視点や選択肢を得、真実に近づきたいという好奇心があります。

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