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わが国日本は自給率が低いといわれている。

ほぼまかなえている米も、農機具の燃料は輸入。
野菜は、鉱物原料のリンとカリウム肥料は輸入(窒素肥料は空氣から作られる)。
卵や鶏肉は、エサのとうもろこしは輸入。
魚介類は、近海の漁獲が減り、遠洋漁業がふえている。

大豆と小麦は言うまでもなく低い。

自給率の低さは、命に対する意識の低さでもある。

これを高めるには、国全体で見るよりも、

都道府県ごとの自給率を上げる。
そのためには、市区町村ごとの自給率、
さらには、町会ごとの自給率、家庭ごとの自給率を高めていきたい。

不安と安心がせめぎ、命の実感の大きい「自治区」というロマン。
自治会とは異なる。
藪沼を超えれば、馬に乗った忍者がみてるかも。

さておき、
前述した食糧の自給率を上げるには、

大型店と自動車というライフスタイルをやめるのも一つ。
法律で、個人商店や個人(町)工場の優遇、
自動車の税金をさらに上げると同時に、バスや電車を安くする。
すると、近所でまかなおうということで
道を人が歩くようになる。

そして、自転車の道やサービスを向上させ、
自動車が減って広くなった道には、
農産物や手作り物の市を積極的に開催。

米や野菜を、自分たちでも作りたいという雰囲氣も高まってくる。
駐車場の舗装をはがせば、土が待ってるヨ。

一ヶ所で大規模な単一栽培をするのではなく、近所のめいめいが
好きなものを育てるようになり、機械や肥料を買うばかりでなく
個々の工夫や知恵の共有も伝わる。

今書いているようなことは、一般感覚では現実感が薄く、
逆に、深刻な事態となってようやく始まることかもしれないが、
追いつめられて仕方なく、ではなく すすんでやることにしあわせがある。

小麦は米の裏作にして、大豆は畦道で育てる。
生えてくる草と、虫はニワトリの餌に。
森を棲み分けて、天然のダムの機能を再生しながら
人造ダムを減らしていけば、川の栄養と砂が供給され
近海の魚が増える。

昔に戻るわけではなく、最新の科学を導入して
エネルギーは安定した水素(ガスではなく、爆発しないもの)を
町で自給するために、搾取の権力構造は消滅し
(無血革命にしたい)
年貢に追われない、安心と喜びの百姓(多機能な人)にみんながなる。

この世は、誰かとんでもない悪の存在が牛耳っているというよりは、
人間は自らの器以上の権力を握ると、周りを見下し、脅し、
いつでも不安にさせてコントロールしようとする。
多かれ少なかれ、そういう傾向があると思う。

金づちを隠されて、手で釘を打って難儀しているような今日。
本当は不安なことなんてないのだ。宇宙は対でできている。
現状の問題はあるけれど、全部に、シンプルで的確な解決策が存在する。

だけど、それを採用や公表しないで不安を煽り、権力者はますます、
この世を手に入れたかのような悦にふける。
同時に、そういう空虚な人間はいつも大きな不安を内在している。

そんな生き方を、未来の子や孫にまで継承させたいのか。
明るいお日さまの元に生まれた命として、本音はどうなのか。

地位や権力を得ている者は、尊大になるのではなく、
その器を超えるほどの中身を充実させるべく
日夜謙虚に精進つづけ、社会貢献していきましょう。

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