めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

リラの花咲くけものみち(藤岡 陽子)

2024-06-16 11:28:13 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

・・・・・・・・・(←あまりの感動に コメントが出ない…)

今、6月ですが、たぶん 2024年の My best 本は、これ でないかと。。。確信!(←ほぼ…。)
いやーーーーーー
どうしてこんなにも心を揺さぶり、風景が見え、登場人物すべての心の動きが伝わってくる本なのだ?! これは。
どうして、こんなにも奥深い 月日の流れとエピソードを1冊にまとめることができたのだろう。。。

大好きな藤岡センセイの御本だから、大切にじっくりと慈しみながら数日間、楽しみに読もうと思っていた。
しかし、ダメだーーーーー。 ダメダメ。
一気に読んでしまった。。。
だって、ここに書かれていることがあまりに魅力的で尊くて、聡里や綾華、チドリさんだけじゃなく、出てくる人達の出逢いや未来を知りたくなってしまい、とてもじゃないけど後回しはできなくなってしまった。。。
恐るべし、藤岡マジック。

そして、このマジックの種明かし(の片鱗)が判明~~!→
そっかーー
そっか、そっか~~~
なるほどねー。 素晴らしい、藤岡家!
でも、なにしろすごいのは、こうして恋愛もひっくるめて それぞれの成長過程でのときめきや揺らぎが、リアルに本になっていることよ。

知れて良かった。
こういう職業と育ち方があることを。
知らなかったら、自分の人生の中で損してた。
と言っても決して過言ではないと思う1冊。
コメント
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