続・前回(11月18日・12月11日) 12月19日
こまさちゃんの3回目のご報告・ 老犬介護でお困りの方にも参考にしていただけましたら幸いです。
飼い主さんに先絶たれた、こまさくん18歳です地域の人3名が交代で預かってお世話しています。大変なご苦労がありますがそれでも地域の方達には良い経験になることと思います。
こまさくん良く食べてくれます。ころんとしたよいウンチ1日2回おしっこ4回、寝たままですがちゃんと教えてくれます。
悲鳴をあげて泣いて知らせます、抱き上げるとウンチとおしっこをしています。おりこうさんですね。でも夜中に悲鳴を上げるのは、ほんとうに困ってしまいますが・・・
お起き上がることが出来ないことと、昼間と夜が逆になっていることが悩みの種です。
夜寝てくれるように昼間は起こして軽く足に挟んで歩かせます、とても喜んで一生懸命に歩こうとします。
いろいろな道具を使って歩かせようとしましたがどれも全部だめでした。
左に倒れるので左の私の足に余っかからせて、よちよち歩きですが嬉しそうです。やはり歩きたいんですね。写真はお水を飲んで食事をしています。
目やにをきれいにふき取って、お口の周りも間違って咬まれないように少しずつ
歯に着いた汚れもガーゼでふき取ります。
お腹一杯になって、さっぱりしてこまさくんご機嫌そうなお顔してます。
しばらくして足が滑らないように滑り止めの上で歩きます。足の筋肉が付いてきたんです。びっくり
満足して寝ちゃいました。夜もまた同じように家の中で歩かせます。
この歩かせ方はその犬の状態で合う合わないがあると思いますので
犬の体にあったように工夫されてください。寝たきりですと床ずれが出来たり、体が痛いと可哀そうです。右に横になったままですと、うっ血して体も固まってしまうでしょう。常に体の向きを変えてあげたり抱いたりマッサージしたりいろいろ工夫をしていることで犬にとってどれが心地よいかわかるかと思います。飼い主さんにお願いしたいです。