「動物の幸せを結ぶ会」---里親通信&活動報告---

里親探しボランティアサイト「動物の幸せを結ぶ会」の活動報告を掲載するコンテンツです。

長野県のハローアニマルを訪問

2010年11月12日 | 活動のご報告

 長野県のハローアニマルへ皆さんも見学して下さい
★こんな素晴らしい施設が日本にもありました★
1ヶ月くらい前、10月9日「長野県小諸市にありますハローアニマル」に行ってきました。
この施設が出来て10年以上になるかと思います。

        

        

★職員の方に「どうしてこんなにも犬の殺処分数が減ったのですか?」と質問いたしました所、このように申しておりました。
職員の方は「譲渡するさいに必ず、雄・雌共に不妊・去勢手術をした結果です」と申しておられました。

     
生まれてくる犬がいなくなる、また飼主さんになる人が費用を出して犬猫を引き取ることが良い結果となっているようです。
以前の長野県知事がこのような施設を作るために大変なご努力をされた結果だそうです。

(知事の奥様が長野市で動物愛護の会を作られて不妊・去勢手術に力を入れられていました)
★知事が動かなければ出来ないそうです。
埼玉県にも、いや日本中でこのようなシステムをとって頂けたらと願うばかりです。(この施設が絶対とは申しません)

長野県全体の各保健所に収容されている犬・猫たちがハローアニマルに全頭ではないようですが送られていきます。
老犬・老猫や凶暴性のある犬、全く懐かない犬猫、完治できないような重い病気を持っている等は処分の対象になるようです。
選ばれた犬猫たちは生後3ヶ月くらいから不妊・去勢手術を施す為に健康診断をした上で、ワクチン、不妊手術、マイクロチップ装着、等するそうです。
トレーナーさんが犬のしつけをしておりました。ある程度のしつけをして新しい飼い主さんを応募されるそうです。

        

   
飼主に応募される方は講習会に参加されて面談もあり条件に合わない場合はお断りするとのことでした。
医療費として雌犬13、000円を支払うそうです。(雄と雌では多少費用が異なるようです)
職員の方は里子に行きました犬猫たちのお宅の近くまで行った場合はその後どうしているか近況を聞くこともしていると言ってました。
当然犬猫たちにも会うそうです。
獣医師が6名いらっしゃると聞きました。
職員の方そしてボランティアさん方もたくさんおられ全てが生き生きとしてましたのには今までのこういった
施設とは大きな違いがあり理想に近いものがありました。
施設の中も外も小さなゴミ一つありません。

         

      

        
犬も猫もそれは清潔でとても大きな部屋でのびのびとしていました。
シャンプー室があり犬猫たちはきれいでぴかぴかです。
獣医師、犬インストラクターさん、トリマーさんお掃除専門の方たちがいて犬猫たちは大切にされそれは幸せそのものでした。
里子に行ったこの先も幸せであってほしいと願います。
猫の処分数が減らないことで職員の方が頭を抱えておりましたが猫の問題はどこも同じようです。

      

●猫は室内飼い
●犬も室内飼育すすめている
●啓蒙活動をしている
●飼主に犬のしつけ方教室参加をすすめる

             

        

       

    

 

        ハローアニマル 

 


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんなに (F)
2010-11-12 13:09:13
良い施設があったのですか!まったくしりませんでした。センターでは熊本愛護センターが一番
有名ですが、もっとこの施設のことをマスコミで
とりあげてほしいです。そして全国まねしてほしい! 埼玉でも確か処分率を下げる為といって
予算がでたそうですよ。http://banbihouse.blog69.fc2.com/
読みましたし、そこに書いてある新井先生のblogも
読みました。ぜひ意見を入れて、助けるアドバイス
をしてあげてください。
Unknown (ひまわり)
2010-11-13 06:42:48
長野のような施設が、もっと増えてほしいですね。
毎日保健所のホームページを見るたびに、心が痛みます。
ドイツでは、殺処分しないそうです。数週間前ラジオで聴きました。

日本でも、理不尽な殺処分、早々に中止してほしいと願うばかりです。
新井議員とお会いしました (加藤)
2010-11-13 12:03:27
私もだいぶ前に知事とセンター所長には、埼玉県にできるシェルターの件で要望書を提出致しました。中身のない返答でがっかりでした。

これからもメールまたは手紙を書き続けたいと思っています。
皆様もお願いいたします。
私もがっかりです (りー)
2010-11-13 22:43:29
私の町でも「市民一人一人の声に耳を傾けたい」
そんな声が選挙のたびに聞こえてきます。
私達が本当に必要としていることは
"弱い者に"こそ力を注いでもらえる事です。
人間はどれだけ動物達に助けられているか…

ちょっと反れてしまったみたいです。(;一_一)
結局は (F)
2010-11-18 03:46:14
シェルターも人間の為に作ってるのかもしれませんね。工事費用もかなりかかる。儲かるところが
必ずあります。神奈川もそうなのかな。
結局動物に優しくというのは表むきでうけを
狙っているだけだとしたらがっかりですよね。

それだけの予算があるならば、TNRをまず
無料でしたほうが猫の場合処分率は箱を作る
より減るのは明確ですよね。
いつまでも自腹でやっているボランティアさんが
いるとは思わないでほしいものです・・
Unknown (りー)
2010-12-05 22:23:39
結局は… 
 ほんとにそうですね。
ごくごく一部の恵まれた動物達 一方で陽のあたる道を歩くことさえ出来ない多くの動物達
表向きの優しさだったらいらない 生あるものへのせめて最小限の保障を
"一匹の幸せ たった一人の理解者を求めて"
1日も早く動物愛護法が進みますように