続き・10月4日 ・船橋動物愛護指導センターへ(見学と犬に会いに行くため)
行方不明になってしまった「ラックちゃんに良く似た犬」に会いに行きました。
この日その犬は(4日)の午後から不妊手術と聞いていました。
後日12日センターへ連絡をしましたところ、今日午前中に譲渡いたしましたとのことでした。
引き取りたかっただけに、正直心配と悲しい気持ちになりました、幸せになってほしいです。
●このセンターでは、譲渡が決まった犬は不妊・去勢手術をするということです。
センター長にお会いして詳しいお話を聞いてまいりました。
前回も、お知らせさせていただきましたが
●ここのセンターにはガス室がありません。
▲埼玉県では未だにガス室で殺処分です。
殺処分は、出来る限りしたくないと船橋のセンター長がもうしておりました。
●船橋では、どうしても譲渡までいかなかった犬は、「かなりの老犬、既に病気・まったく人間に懐かない犬」
などだそうです。
●船橋動物指導センターの殺処分、その場合えさに睡眠薬を入れて寝ている状態になった時、注射で大目の麻酔をして眠ったまま苦しまないで逝くそうです。安楽死
●船橋のセンターで、一番長く保護していた犬で1年半くらいだそうです。その後譲渡されたと聞きました。
▲埼玉県の場合、通常3日から7日で殺処分です。飼い主さんが見つかりそうな性質の良いブランド犬は
2週間くらい置いておく場合もあるようです。
●長野県では飼い主になりたいと申し出た人からは、医療費として正確には忘れましたが
確か2万円以上の医療費をいただいているようです。(検便・ワクチン・血液検査・雄も雌も避妊・去勢手術)
シャンプー・ある程度のしつけをする。「麻酔、糸、ワクチン、検便検査、血液検査」などの代金だと思われます。最低限の実費だけだと思われます。
埼玉県の場合・職員が犬猫を譲渡する場合ワクチンのみ・「避妊・去勢手術はしないと聞きました」
埼玉県の熊谷にシェルターが完成する以前に・熊谷動物指導センター所長・埼玉県知事へ
文書で要望書を堤室致しました。文書で回答をいただくことができましたが、考えていないとのことでした。
どうしてできないのか聞いてみましたところ●手術の技術がない、経験がないとのことですが他県の獣医師の資格をお持ちの職員の方たちも同じくですが、それでも開業獣医師医から学び勉強して現在手術を行っておられます。「これ以上残酷なガス室で殺すことはもうやめたい」と思う気持ちさえあれば
やる気さえあれば当然のこと出来るはずです。どうして「やりたがらない」のかまったくわかりません。
シェルターから犬猫を譲渡した数の、数十倍にも増え、センターへ運ばれて殺されるのですか?
それとも他に・・・?
一体何を考えているのでしょうか解りません。皆さんの税金を使ってシェルターを設立したにもかかわらず
このような無駄があって良いものでしょうか。教えて頂きたいです。
●長野県、船橋市の、どちらのセンターもご自宅までお届けはしないそうですが、船橋のセンターはその後の犬の様子を職員の方が見に行くそうです。
●船橋動物愛護指導センターでは譲渡する場合、医療費を飼い主になる方からもらわないそうです。
どこからその費用が出ているのでしょうか?
私たちの税金が使われているのだと思われます。犬がほしい、猫がほしいという飼い主さんがやるべき事を
行政が先に低価格で(実費だけ)行っております。飼い主さんが獣医さんでこれだけのことをした時数倍の料金が掛かります。この料金が払えない飼い主であれば犬猫が病気になった時、獣医にお金をかけられない飼い主だと思われます。
医療費を払いたくない人に犬猫が貰われないためにも、業者を防ぐ為にも、虐待者を防ぐためにも
医療費をいただくべきだと思います。皆さんの国民の税金を使ってまで・・どうでしょうか?
下の写真は犬のしつけ方のお部屋です。
乳飲み子に飲ませる哺乳瓶が並んでいました。4時間おきにミルクが必要な仔猫は自宅へ連れて帰りミルクをやるそうです。
行方不明のラックちゃんに良く似た犬でした。
負傷猫が手当てを受けてもらいケージに入っていました。
柏市にも2年後にシェルターが出来る予定だそうです。
↓ 前回の内容です。 ↓
船橋市動物愛護指導センター
所長 矢島 洋一
開設・平成19年4月1日
敷地面積 428620㎡
(犬・猫の里親探しは月曜日~金曜日)
1、犬は子犬・成犬・猫は子猫だけ
2、この施設にはガス室・焼却炉はありません。
出来る限り苦痛のないように注射で安楽死をします。
3、処分は出来る限り避けたい。
4、犬は、雄・雌共に避妊手術・去勢手術をして譲渡する。
5、手術は月に2回。
6、昨年度2011年の捕獲数。
●犬捕獲・55頭
●飼主からの引き取り・22頭
●返還・32頭
●譲渡・34頭 全て避妊去勢する
●注射で処分13頭 (病気・酷い皮膚病・歩けないほどの老犬)
7、猫は全て子猫・成猫は引き取りしない
●引き取り・344匹
●譲渡・153匹
●注射で処分・198匹
犬の場合は引き取りさんが決まるまでに1年以上いた犬が居る。
引き取りがない場合はモデル犬にする場合がある。
引き取りが決まるまでの間、犬インストラクターさんが来て職員(獣医師)の方達と一緒にやる。
1、2012年度・犬・10月4日現在まで。
●犬捕獲・26頭
●引き取り・8頭
●返還・12頭
●譲渡・16頭
●注射で処分・3頭
2、2012年度・猫・10月4日現在まで
●引き取り子猫・336匹
●譲渡・115匹
●注射で処分・227匹注射で処分
※柏市2年後に開設予定
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