西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

21世紀美術館(2)

2006-03-12 | 住まい・建築と庭
21世紀美術館の内部の一番外側は入場無料であり、冬は暖房、夏は冷房が効いているので格好の待合場所、休憩所になっている。外が全面ガラス張りの曲面から眺められる。確かに一瞬気持ちよく感じる。しかし、考えてみると、全面ガラス張りということは、暖冷房効果からは、ランニングコストが大変で、全体として維持管理からみて問題だろう。また外部から丸見えで、事務室部分は既に後からの置きすりガラスで見えないようにしている。時々しか使わない会議室も、やがて問題となるだろう。ところでイニシアルコストは140億円以上のようで、金沢市も「はすわ」(金沢弁で「金払いが良い」)なものだ。内部の通路も立ち入り自由であちこちに行って見た。内壁が白なのだ。今日(10日)は展示品の入れ替えで本来の展示室は「休み」であった。本来の展示品は見られなかったが、内部で催されていた市民の各種展示が見られて良かった。「土産物売り場」で頼まれていた21世紀美術館を模したガラスの文鎮を買った。(写真は、美術館内部、外側の無料部)

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