イギリスのロンドン南東部ケント州にSeven Oaksという町がある。イギリス流には「セヴンノークス」と言うのであろう。仮に訳すると「七本の樫の木(町)」とでもなるだろうか。この近くに「エンスフォード」という更に小さい町があって、その駅前にある知り合ったバークベック・カレッジのS.先生の家を管理する形で1987年の夏に1週間ほど住んだ。ロンドン郊外のグリーンベルトの中で体が「緑色」になる感じだ。買い物や図書館利用で大きな町「セヴンノークス」へ度々行った。ケント州は、カンタベリー、ドーバー、サンドウィッチ等の町を含み緑豊かな「イングランドの庭」と言われている。私は「セヴンオークス」という位なので、何処かに「七本の樫の木」があるのか、図書館で聞いてみた。そして確かにあった。本当は散在する七本の樫らしいが、観光客の手前、七本をまとめて植えた丘もあり、私はそちらに行った。この図書館には、地域の「樹木台帳」のようなものがあった。住民台帳のように、植えられた場所、年月日、植えた人、管理責任者等が書いてあったと記憶する。過去、樹木を「切り倒してきた」歴史を持つイングランドでは、今は逆に反省して極度に大事にしているとも言えるだろう。
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2 コメント
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- Seven Oaksの想い出 (hitomi)
- 2005-10-12 00:48:37
- ケント州に住んでいたのでBRでコミューターをしていました。私の降りる駅はOrpington(オーピントン)で、Seven Oaks行きの電車に乗るわけですが、ちょうどOrpingtonの次に停まる駅がSeven Oaksで、一度、乗り過ごしてしまったことがありました。Orpington の駅まで車でピックアップしてもらうように乗るときに主人に電話をしていたのに、今のように携帯電話などなかった時なので、ただじっと待ってくれていました。「待つということ」には、銀行の長いQue、電車の遅れなどのロンドンタイムに慣らされていましたから…
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- merci (ichiro)
- 2005-10-12 06:31:06
- そうだったんですね。
- 返信する
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