西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

Bay window とBow window-出窓の話ー

2006-05-13 | ロンドンの思い出(LSE時代など)
昨年7月22日のブログの「私の考え出した言葉」に「出窓にデマンドあり」というのがある。洒落である。確かに日本では最近、出窓が増えつつあるのでは、と感じる。私がロンドンにいた1982年~1983年、住んでいたセミ・デタッチド(二戸一棟)の家にも出窓があったし近所でも大変多く見られた。これも7月22日ブログにも書いたが、帰国して、今は亡き吉野正治先生(京都府立大教授、仏教大教授歴任)から「西村君、Bay window とBow windowはどう違うのかね」と聞かれた。字の通り、Bay window は、入りこみ「湾」のように台形のように張り出した出窓、Bow windowは、弓形に張り出した出窓である、と答えた記憶がある。辞書によると、Bow windowには俗語として「太鼓腹」というのもあり覚えやすい。私のロンドンの家のは、Bay window であった。イギリスでは、窓から外を見ているのは「老人と猫」という言い方があった。確かに町を歩いていて、出窓の猫に良くお目にかかった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿