西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

葉書、くだらない

2005-09-09 | 言語・字・言語遊戯
葉書、手紙の語源は何かと前から思っていた。今日は、一つ葉書のことが分かったようなので報告する。今西家で聞いた話だ。今西家書院の庭に「多羅葉樹(たらようじゅ)」という樹木があり、その葉が多羅葉だが、それに鉄筆で傷をつけておく形で字を書いておくと後から字が浮かび上がる。紙のない時代に、それを送って伝言したとのことだ。つまり「葉に書いた」から後の葉書の原形だ、というのである。実際に今でも「不定形葉書」として使えるようだ。2枚ほど貰ってきたので誰かに洒落で送ろうかな。この意味が分かれば相当の教養人と言えるかもしれない。手紙は未だ宿題だ、手と紙に関係あるのは間違いないと思うが・・。
次に一寸「くだらない」話だ。奈良の酒は徳川家康にも認められて江戸時代、上級の酒は馬に酒壷を振り分けて載せて江戸に下ったのだ。だから、そういう酒は、「くだる」酒、江戸に「くだらない」酒は地元で飲んだようだ。そこで、そういう酒を「くだらない」と言うようになった。

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