西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

フランスでも暴動騒ぎ

2005-11-07 | 時論、雑感
アメリカやイギリスは、イラクに派兵しているので、またアメリカはアフガンに入れ込んでいるので、それらに対する「反対勢力」のうち「テロ」に訴える勢力もある。そのため、アメリカやイギリスに行くと、それらに巻き込まれる恐れあり、などと言われている。その点、フランスは当初国連でもアメリカのイラク派兵にドイツと共に反対していたので、比較的「安全」か、みたいに思われていたが、一寸別の方面から「暴動騒ぎ」になっている。つまり、アフリカ系、アラブ系の移民数百万人はフランス国籍を取っても「二級市民」としてしか扱われず、失業率も「純フランス人(?)」より高く不満が溜まっていたらしい。シラク大統領は、警察力強化で治安維持みたいなことを言っているが、長い目で一寸「見当違い」なのではないか。
後注:『日経』夕刊によるとシラク大統領は「個人と正義、機会の平等を尊重していく」とも語った、とある。こちらが重点ではないか。フランス大革命の標語は、自由、平等、博愛ではなかったか。だからこそ三色旗なのに・・。

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