西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

ビール系飲料の歴史感慨

2005-07-25 | 生活描写と読書・観劇等の文化
私が子供の頃(1950年~60年)、家で祖父が飲むビールは「麒麟」と決まっていた。しかし、時々しか飲んでいなかった。アルコール分と値段の関係では、ビールが一番高い「アルコール」で、ある時、京大先輩(農学部)のE先生やⅠ先生が「こんな毎日ビールが飲めるなんて豊かになったものだ」と言っておられた。
麒麟ビールは、やがて「ASAHI dry」にとってかわられた。そして今、発泡酒系の時代となり、「SAPPORO Draft One」がブームを起こしている。ビール系の原料は大麦と決まっていたが、ここにきて多様化し、「SAPPORO Draft One」の原料はえんどう豆のようだ。飲んでみたが「水」のような感じだった。
イギリスでも、私が洒落で「ビールと言ってもエール」と言った具合に色々あった。パブで飲むのも普通のラガーもあったが、苦いビターもあった。私が行っていた1983年頃には注文すると冷えたビールが出てきたが、その前は生ぬるかったと聞いた。今や、アメリカの大手バドワイザーや中国の青島(チンタオ)ビール、ドイツ、オランダ、デンマークのビールなどを含め世界的大競争の時代だ。どうなるか楽しみだ。

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