『朝日』読書欄で陣内秀信さんが藤森照信さんの『藤森流 自然素材の使い方』の書評をしている。まあ、藤森さん位になると、何をしても話題になるのかな。有名度で、ある「閾値」を越えると、放っておいても「右肩上がり」となる例だ。「マタイ効果」(「マタイ伝」にある「富める者は益々富み、貧しき者は益々貧しくなる・・」による言い方)とも言えるだろう。読んでも良いが、陣内さんの解説で大体の内容は分かる。藤森デザインには二つの特徴があり、自然素材を使うと言っても、第一に、構造にではなく仕上げに使うということだ。本当なら構造にも木を使って欲しい。第二に、デザインは木造と言うと数奇屋を思い浮かべるが、ずっと飛んで荒々しい「縄文」に帰るということらしい。まあ建築史家らしいと思う。
私も前から「環境とのつながり」「歴史とのつながり」も言っているので、まあ藤森さんのやっていることは、私の射程内のことかな、と思っている。
私も前から「環境とのつながり」「歴史とのつながり」も言っているので、まあ藤森さんのやっていることは、私の射程内のことかな、と思っている。
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