西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

故錦涛中国主席が北朝鮮訪問

2005-11-06 | 時論、雑感
故錦涛中国主席が北朝鮮を訪問した。六カ国協議にも関係し、極めて重要な歴史的訪問だ。北朝鮮(金正日総書記)は、朝鮮戦争(1950年~1953年)以来の「血の同盟」を強調したが、故錦涛中国主席は、それには触れず自らの改革開放(市場経済の導入)の成果を紹介しながら北朝鮮の(市場経済を通じての)経済発展を促す発言をしたようだ。故錦涛さんは、未だ若いのに、朝鮮関係は勿論、日本との関係も自民党や日本政府との関係は当然として日本共産党との関係までも含め深く考えているのでは、と私は思う。(一寸、買いかぶりかな?)
中国の市場経済を通じて社会主義をめざす、というのは、世界に前例のない意欲的な取り組みだ。
日本にとっては、ECではないが東アジア経済圏を、どう有効に構築するか、それは森嶋通夫さんも提案していたことでもあるが、将来、大変重要な戦略的課題と思う。

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