第59回日本家政学会のあったのは、岐阜の長良川河畔の国際会議場で、この建物は安藤忠雄さんの設計である。平面も立面でも中心部が「卵形」が特徴の一つで、5階まで、その外側に階段、エレベーター、エスカレーターが色々あるが、とにかく使いにくい。3階には窓の全くない会議室が二つあって、そこに入っていると息が詰まる感じだ。5階の会議室の長良川側の壁は、開いて部屋から長良川や金華山が見える仕掛けになっているが、風が強いと開けられず、昨日の会議の折も一寸開けてすぐしまった。この会議場の隣は都ホテルで、大きな会議でも宿泊はオーケーのようだ。
でも、名古屋にも更に大きな国際会議場があるし、国際会議が、年間を通して、この岐阜の長良川河畔でどの程度行われているか、疑問である。
(写真は、内部ホールから上を見る)
でも、名古屋にも更に大きな国際会議場があるし、国際会議が、年間を通して、この岐阜の長良川河畔でどの程度行われているか、疑問である。
(写真は、内部ホールから上を見る)
懇親会でお目にかかったレオです。
長良川国際会議場、建物内の構造が複雑すぎて、目的地にたどりつきにくい構造だったこと、あまりバリアフリー化されていないように感じたことが気になりました。スロープがあればいいというものでもないような・・・
平安・生活環境におられたM先生がよくおっしゃっていたように、デザイン性や作り手の主張ではなく使う側の視点が大切なんだな、と実感しました。
そうですね、我々(どこまでの範囲か?)は生活者の視点、常に考えています。長良川国際会議場は、会った人で「使いやすくていいですね」という人、一人もいませんでした。まず、入り口分かりにくい。入ったところが受付になるが、薄暗く居心地悪い・・・、と色々拙いところがあげられる建物ですね。で、これは「建築家先生の設計だな」と知らない人でも分かる代物です。何百億円もかけて岐阜市民は何と言うのかなと思います。