西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

羽衣国際大学人間生活学部開設記念講演会へ

2005-11-26 | 2005年4月以降(平女、高槻、学研都市等)
今日は、平安女学院大学生活環境学部長としての「近所付き合い」で、羽衣国際大学人間生活学部開設記念講演会へ行った。南海沿線の羽衣駅の近くだ。難波から急行で堺の次の停車駅で約15分、便利な立地だ。「近所付き合い」で来たのは私ぐらいだ。大阪教育大学のK.先生は、来年からここに勤めるので、来ておられた。人間生活学部は、この4月に開設、人間生活学科一つで、中に食物栄養学専攻(管理栄養士受験資格コース)、介護福祉学専攻(介護福祉士コース)、生活マネージメント専攻の三専攻を設置している。色々実情の一端を聞いて「参考」になった。
講演は、阪大教授の生田香明さんで演題は「『人間力』の回復をめざしてー子どもの身体能力と脳の発達からー」というものだった。子どもの3,4歳及び8,9歳の辺りに脳が発達する時期があり、それらの時に走り回ったり、ボールゲームをしたりしておかないと後々上手くいかないと言う。(昔から「三つ子の魂、百まで」と言うし、私の体験からも小学校3、4年がポイントだ)人間、二本足になって脳も発達させてきたが、最近は二本足で立っても5本指がきちんと地面について体重を支えている子ども達は調査によると半分ほどとのことだ。これを18歳の大学入学から4年間で修正するのは並大抵ではない、と思った。

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