西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

東日本大震災の「傷痕」は、保存か撤去か

2011-11-20 | 時論、雑感
今夕、テレビで東日本大震災での目立つ「傷痕」17か所について、保存して今後永久に被災の過酷さを示すため原物で残すのか、それらにより思い出す嫌な思い出を「忘れて」新たなチャレンジに進むため撤去するのか、が問題になっているという。

私は、一般的には「誇らしいものは」保存、「嫌なものは」撤去だろうと思う。

日本で、「嫌なもので保存」は、広島の原爆ドームくらいであろう。

その意味で言うと、東電福島第一原発は、(絶対的に)保存、その他の「自然災害」の痕跡の保存・撤去は、地元住民の気持ちによる、としたらどうか、と思う。

仮に原物(現物)を撤去したとしても、記録、記憶として「東日本大震災博物館」は、必要不可欠である、と心底思っている。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご最もです (角田)
2011-11-21 19:31:27
将来的に何を残すかは、住民の皆さんのご意向が重要だと思います。阪神淡路大震災の場合は、被害の大きかった神戸市長田区では、地元出身の鉄人28号が作られました。意外に、元気が出ているように思われます。福島の場合も、元気が出るようなものが残されば幸いだと思います。
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