今夕、NHKTV(教育)の「トップランナー」で建築家の手塚貴晴&由比さんをやっていた。40歳代、30歳代の「若手」である。二人とも武蔵工大建築学科卒、アメリカやイギリスに留学、帰国して共同して事務所経営。番組の途中から見たのだが、二人の設計した広いデッキを持ち広い開口部のある住宅をやっていた。これを見ていて直ぐフランク・ロイド・ライトの「落水荘」を思い出した。外から見た「落水(小滝)」の上に建つ住宅が良く写真にあるが、この住宅の平面図を良く見ると、住宅本体の面積と匹敵する位のデッキがあるのだ。そのデッキから体験する周りの自然こそ、この「落水荘」の特徴、ポイントであると私は思う。テラス、デッキ、バルコニー、ヴェランダ、縁側といった空間を窓、開口部と共に重視すること、これらも私の言う「内と外とのつながり」「人工と自然とのつながり」である。
最新の画像[もっと見る]
- カリン・レヒナー(ティエンポ の姉)とセルジオ・ティエンポ (レヒナーの弟) 10年前
- 最近、時々『文藝春秋』を読む 11年前
- 縦長四角形と横長四角形 12年前
- 「梅ちゃん先生」見る楽しみージオラマー 12年前
- 天草の洋(なだ)に泊(はく)す 頼 山陽 13年前
- 深井純一さんの思い出 13年前
- イエロストーン公園のコヨーテとオオカミに思う 13年前
- ル・コルビュジェツアー企画案 13年前
- ル・コルビュジェの「メッセージ」(BS・TBS)見る-5地中海カップ・マルタン小屋 13年前
- ル・コルビュジェの「メッセージ」(BS・TBS)見る-4ロンシャン礼拝堂ほか 13年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます