西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

天竺へ(三蔵法師3万キロの旅)を観る

2011-08-16 | 歴史とのつながり、歴史の面白さ
今日、午後、妻と二人で奈良国立博物館へ、「天竺へ(三蔵法師3万キロの旅)」(=玄奘三蔵絵)を見に行った。日本で言えば「古代」の凄い旅である。

この旅は、後に伝説となり、中国で『西遊記』が生れた。

ところが、この絵巻は、日本の絵師・高階隆兼が鎌倉時代(14世紀)に描いたもののようで、仏教発祥の事実は唐・天竺にあるけれども、後世、それらを日本人が想像し描いたのだ。そこが凄い。

最後に1800円小遣いをはたいて公式冊子を買った。今後、じっくり眺めてみたい。

こういう風に中国とインドは細い糸で繋がり、それが又、日本にも繋がったのだ。

まあ更に西に行って西アジアやヨーロッパにも往来があったに違いない。

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