西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

2011年(平成23年)と私

2011-12-25 | 時論、雑感
昨日、「つなね」居住地で恒例の「家族の1年」の「しゃべり」があった。

この機会につらつら自分の身に引き当てて考えてみた。世の中をみると、東日本大震災、東電福島第一原電の大事故(3月11日以降)が大きな衝撃だった。台風等による洪水、土砂崩れも国土の「脆弱性」があらわになった。これらにきちんと対応するには21世紀全部必要かもしれない。

私個人をとってみると、今年、満年齢で「古希」(70歳)となった。年末に新たに始めたのは「詩吟」である。どこまで続くか分らないけれど、今年、百歳になられた日野原重明さんは哲学者マルチン・ブーバーの言葉を引用して「始めることさえ忘れなければ、人はいつまでも若い」とされているが、自分も「若い」ことを信じて始めてみたのである。

で、今後の「思い」としては、貝原益軒の『養生訓』や『楽訓』ではないけれど、健康第一で人生を楽しんでいきたいものだ。健康であるためには、栄養(食物など)、休養(眠りなど)、運動の三分野での追求が大事と言われるが、まずは、体温を高めに保つというか冷え症にならないようにして自己免疫力を高めていきたい。

そのため、最近AVA血管をオンにして動脈から「バイパス」のAVA血管を通じて静脈に温かい血液を流し、手足の末端を温めるためには、首周りを温めることが効果があるらしいので、ハイネックの、しかも「ヒートテック」の下着(ユニクロの「安い」もの)、外気の寒さ防ぎのマフラー、手袋、腹を温める腹巻などを着用している。

晩酌も擂り生姜入りの焼酎の湯割りを飲みだした。少し慣れると「いける」と思う。

前述の『楽訓』によると、人生の楽しみを得るのに、そんなにお金は要らず、むしろないほうが十分に楽しめると言っている。(私の言う「無量(無料)の楽しみ」である。)

貝原益軒は①四季移り変わる大自然に五感で接する楽しみ、②それらや他に人間の営みが含まれる異郷の地を旅する(そして記録し、後で反芻する)楽しみ、③友人と様々な問題について談笑する楽しみ、④古今東西の書籍を読み(著者に出会う感じの)楽しみなどが主なものとして挙げられ、るる述べられている。私も大体「そうだな」と思っている。

それで、今年は私の「古希」を自分で記念して妻とベルギーへ出かけたのである。(周りのオランダ、フランス、ドイツは行ったことがあり、間のベルギーがぽっかり「穴」となっていたので・・・)まあヨーロッパばかりでなく他にも、また国内にも旅したいところは多い)

本は、「晴読?雨読」で大分読んだ。ブログにも一部反映していると思う。

友人との談笑は、「けいはんな市民雑学大学」や「地域snsけいはんな」や様々な機会で楽しませてもらった。来年も宜しく、と言っておきたい。

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