西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

政治家の片言隻句の意味、メッセージ

2010-02-10 | 時論、雑感
民主党の小沢一郎幹事長が鳩山総理大臣と会って、「幹事長を続けさせていただきます、と言ったら”はい。しっかり頑張ってください”と言われた」、と小沢さんが記者会見で言った。

ところが、その後、鳩山さんは、記者会見で、「・・・」と小沢さんに言われ、上記のように答えたのですね、と問われて「いや、(幹事長続投には)はい、と答えたが、”しっかり頑張ってください”とは言わなかった」、と答えた。

又、その小沢ー鳩山会談で、枝野行政刷新大臣を小沢さんに認めさせた、と鳩山さんは言っている。うーん、それを聞いて、一寸、両者の力関係に変化が起こっているのかな、と思った。

こういうように、記者会見での片言隻句(へんげんせっく)は、「深い意味」を持ち、誰かに対するメッセージにもなっている場合が多い。しっかり聞き取っていきたい。

また、時系列的に色んな人が、前に言われた言葉を前提に自分の考えを、一般にはもっともなように言いながら、特別の人達に特別のメッセージを発しているのを全体として捉える必要があると言えよう。

「地域居住懇話会」再開の報

2010-02-10 | 地域居住学
昨日、奈良女子大の中山 徹先生からメイルがあり、今年(来年度)から「地域居住懇話会」を5年ぶりに再開したい、とのこと、賛成しておいた。このブログで検索すると、一つだけヒットする。

それもそのはず、私が退職した2005年3月で、「休眠」に入っていたからだ。このブログも2005年の5月頃にスタートしている。関連ブログ:http://blog.goo.ne.jp/in0626/e/6bc337c60e30bea8a55ae3d9743049a1

「地域居住懇話会」は、それ以前に10年ほど続いていた。「機関誌」も年一回発行していた。そこには、地域居住学関係の「西村ゼミ」「中山ゼミ」での卒論(卒計)、修士論文、博士論文の要旨を載せ、「自由論文」や「エッセイ」等も載せていた。

私も自由に書かせてもらったことがある。今後は、まあ卒業、修了生は研究畑ばかりでなく色々な分野に進出しているのだから、「近況報告」も載せたらよいと思う。

卒業生で、このブログを熱心に読んでいる人もいるので予告記事である。6月12日(土)に「会」があることをお知らせしたい。そのうち「案内」と「近況報告」依頼が来ると思う。