西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

京大工学部・教養部T3会発足

2010-02-17 | 京都の思い出(学生時代)
いやー、私が京大工学部に入学したのは50年、半世紀前の1960年(昭和35年)4月である。

で、その時の教養部のクラスはT3(工学部三組)だった。色々の専攻のメンバーが混じっていて、当時のクラスメートの専攻は、土木、建築、鉱山、原子核、電子だった。ここに書いた順で構成メンバーは多かった。

クラス編成は、教養部で取る第二外国語によっている面がある。我々のクラスはドイツ語だった。クラスには「担任教授」もいて、1回生の時は人文地理学の藤岡謙二郎先生、2回生時は物理学の多田政忠先生だった。多田先生は、旧制一中(現・洛北高校)、旧制三高(理)、京大理学部と湯川秀樹先生と同期とのことだった。

同期クラス51名中、2名のみ鬼籍、まあ頑張っているのではないか。専門の建築学科では同期40名(T3以外のクラスも含む)なのに7名も亡くなっている。T3(建築)では14名全員元気である。

最近、クラスメートの関東在住の友人たち12名が東京で集まって48年ぶりにクラス会をしたようだ。これを機会に51名のクラス全員の名簿を整備してくれた。それを今度メイルで送ってもらった。建築学専攻の友人は5年ごとに集まっているが、他の専攻の人達とは、卒業後、疎遠であった。今度の名簿には懐かしい名前が並んでいる。今後「全体会」もするようだ。是非、参加したい。幹事7人に感謝!

我々は、安保闘争の1960年に入学、最後の宇治分校を体験した。また東京オリンピック開催、東海道新幹線、名神高速道路開設の年に学部卒業、色々と節目の世代である。今後どれだけ生きれるか分からないが、何かの縁なので大学・教養部のクラスメートと楽しく付き合っていきたい。