西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

京大キャンパス一新だなあ

2008-04-06 | 友人、付き合い
今日、久しぶりに京大キャンパスに出かけた。私のこのブログのコメンテーターの一人である角田風士さん、地域SNSでも知り合いの宇宙人Copernicus さんとリアルに会うことになったのだが、たまたま三人とも京大出身だったので、京大会館で昼飯を食べることになったのである。(角田風士さんは法学部1975年頃に入学、宇宙人Copernicusさんは理学部1972年入学、私は工学部1960年入学)


最初は、最近人気の時計台のレストラン「La Tour」に行く予定だったが予約が遅れて駄目、結局、京大会館地下のレストラン「近衛(このえ)」になったのだ。

私は近鉄で丹波橋まで行って京阪に乗り換え、丸太町で下車、川端通りを北上、鴨川縁の桜並木は満開だ。京大会館に入ると玄関横の壁にかっての平沢 興総長の書いた額があった。「學而不思則罔、思而不學則殆」論語である。京大会館での昼食の後、京大時計台のレストランでビール位飲もうとなってブラブラ東一条まで歩いた。途中、和風建築の「女性研究者支援センター」があったが初めて見た。医学部の同窓会館である芝蘭会館が拡張されていた。これを見るのも初めてだ。

東一条に出て京大方面を見ると高層の建物が「総合博物館」の南に見える。これが、後で分かったが京大本部である。京大正門から入って左手の生協経営のオシャレなレストランに行こうとしたが午後15時で閉店。

時計台前で3人で記念写真を写すことにし、屯している学生にシャッター押しを頼んだ。彼は農学部生、体ががっしりしていると思ったら京大アメフト部(Gangstar)と言う。今日は、来年京大を受けアメフト部に入りたいという受験生との集いのようだ。受験生の勉強を見てやり、合格させる役割があると言う。受験生で体ががっしりしていて京大に入ったらアメフト部に入っても良い人は、この手を使うのも良いのでは、と思った。

三人で時計台の中の「京大サロン」(イギリス大学のパブに当たる)に行き、ビールなどを飲んだ。Blue Nile、White Nileという二つの銘柄があるが、これらは京大植物遺伝学の伝統と早大のエジプト考古学(吉村作治教授関係)、それに伏見の黄桜酒造が協力して出来たビールのようだ。いわば世界最古のビールの復元のようだ。Blue Nileの方が「こく」があった。東京の早稲田に行ってもあるのかな。

この「京大サロン」には、卒業生の色紙が多数あった。例えば、梅原 猛さんは「真理は手近に隠れている」(ニーチェの「足元を掘れ、そこに泉が湧く」に似ている)、上田正昭さんは「先憂後楽」、ごみ問題の高月 紘さんは「めざせ環境(京)大!」と書いている。

吉田分校にも行って見たが、運動場と向こうのボックス以外、すっかり変わってしまった、と思った。

とにかく京大も空間も大きく変わったものだな、やはり「法人化」の作用かな、と三人で話した。

しかし「京大キャンパス」は、京都の観光スポットの一つになったようだ。京大関係者だけでなく、広く訪問しても、グルメ要求にも応えられ、知的雰囲気をも味わえると「同窓馬鹿」で思った。

http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&geocode=&q=%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%A4%A7%E5%AD%A6&sll=34.733568,135.787514&sspn=0.012344,0.02017&ie=UTF8&ll=35.024444,135.776339&spn=0.00615,0.010085&z=16

熟年時代のしん友づくり

2008-04-06 | 生活描写と読書・観劇等の文化
ラジオ深夜便の4時台にエッセイスト 青木匡光(まさみつ)さんの「熟年時代のしん友づくり」という話を聞いた。これを聞いて、数日前に入学式で在校生が言った「しん友」(ブログ参照)は、既にこの青木さんが言っていることが分かった。

青木さんの「しん友」の意図も「しん」に様々な字が当てられるということで、新、親、信、心、真のほかに深もあるよ、と言っていた。それで、この「しん友」づくりは、新入生だけではなく、熟年(定年後)においても同じく大切なのだと改めて自覚した。

青木さんは、小樽商科大学出身、私より8歳年上、商社等に就職するも42歳で独立、ヒューマンメディエーター(人間接着業)と称し、事務所は「ヒューマン・ハーバー(人間の港)」と称している。

定年後は、会社のしがらみ人間関係を脱して、「しん友」を沢山つくって楽しく生きなくっちゃ、ということだ。私の入っている地域SNSで75歳を過ぎて毎年「しん友」を10人以上つくることを目標にし、着々実現しているtomityanさんを思い出した。あやかっていきたい。