西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

反骨の女性科学者・猿橋勝子さん

2007-11-22 | 時論、雑感
今夕、NHKTV「クローズアップ現代」で反骨の女性科学者・猿橋勝子さんが亡くなったことをやっていた、享年87歳、私より21歳上である。ウィキペディア百科事典によると「東京府立第六高女を経て、帝国女子理学専門学校(現・東邦大学理学部)を卒業。気象庁気象研究所で三宅泰雄の指導を受けた。1954年の(アメリカの水爆実験による)ビキニ事件におけるいわゆる「死の灰」による大気・海洋汚染の研究以後、三宅と大気及び海洋の放射能汚染の調査研究を行い評価された。1958年に設立された「日本婦人科学者の会」の創立者のひとりである。
1980年、日本学術会議会員に女性科学者として初めて選ばれる。1981年、エイボン女性大賞を受賞。1993年、三宅賞(日本地球科学協会)を受賞した。」とある。
「「女性科学者に明るい未来をの会」を設立し、1981年から自然科学の分野で顕著な研究業績をあげた女性科学者に贈られている「猿橋賞」を設けた。」ともある。今まで27人が受賞した。彼女等は女性科学者のパイオニアである。

昭和56年女性研究者は全体の6%、現在は倍の12%であると言う。しかし、とにかく「猿橋賞」が女性研究者を鼓舞しているのは間違いないと思う。




鳥取への旅、そのルート

2007-11-22 | 訪問場所・調査地
日曜日から火曜日まで出張で鳥取市に行っていた。鳥取には過去何回か訪れたことがある。1968年3月の新婚旅行は中国地方一周の旅だったが、鳥取砂丘にも行った。次に奈良女大・助教授の頃に鳥取大学の秋の学園祭に講演で行った。11月の松葉ガニ解禁の直前だった。その後、西山夘三先生(京大名誉教授、故人)、扇田 信先生(奈良女子大学教授、故人)、連仏 亨さん(京都建築事務所社長、当時)夫妻と共に西山研で過去、鳥取農村調査をした現地に数十年後に訪れた。また奈良女大学院生の結婚式(同志社大から奈良女・大学院の私の研究室に来たのだが、バイトで奈良国立文化財研究所に行ったため、その後「年輪年代法」を確立した光谷拓実さんと結婚することになり、その結婚式)、更に奈良女の卒業生の結婚式等でも行った。
で、今回、「野暮用」で行ったのだが、そのルートは京都からJR山陰線ではなくJR東海道線、山陽線、智頭急行線(これはJRではなく私鉄)、因美線経由だった。「特急スーパーはくと」である。智頭急行線、因美線では色々な名所旧跡があるようで、列車のディスプレイに表示されていた。宮本武蔵の生誕地もあるようだ。宮本武蔵駅というのもある。郡家という駅があったが、「こうげ」と読むようで、高槻市にある「ぐんげ」と読み方が違うのも分った。次回はゆっくりとその辺りを訪れたいものだ。