西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

高齢者の「地域デビュー」

2007-11-08 | 地域居住学
今日は在宅日、科研費調査でT.さんに会って聞き取りをした。戸建て住宅地の管理システムの調査研究だが、その際、関連するが少しそれた「団塊の世代の地域デビュー」の話もした。先進事例として、東京都足立区が、団塊の世代が定年退職後に何をする予定か、何をしたいかを調査している。
これを見ると、四つ、(1)町内会・自治会参加、(2)地域貢献のNPO等に参加、(3)地域貢献のボランティアに参加、(4)地域のコミュニティ・ビジネスに参加を上げて選択させている。すると(2)(3)が相対的に多い。そうだな、と思う。

先日あった地域SNS「けいはんな」のオープニング・シンポジュウムでシンポジストの一人「スギ」さんが地域SNSは「・ 引きこもりになりがちな定年後の男性に役立つのでは。」と言っている。定年後の男性では、地域の活動に、出来れば参加したいと思っている人が大半を占めるが、何処に行って何をしたら良いか、の情報が身近にないのが大きな問題なのだ。「高齢者」コミュを作ろうかな。