生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

2555 ・「今最も必要なのは、中道左派政党だと考える」と、作家・中村文則さん

2016-01-08 09:05:08 | 政治

おはようございます。生き生き箕面通信2555(160108)をお届けします。

・「今、最も必要なのは、中道左派政党だと考える」と、作家・中村文則さん

 中村文則さんが本日1月8日の朝日新聞朝刊に、「寄稿」を15面で寄せました。その中で、国は「メディアでの『両論併記』を望むという形で、『プラマイゼロ』となり、政府への批判がムーブメントを起こすほどの過熱に結びつかなくなる。実に上手い戦略である。それに甘んじているマスコミの態度は驚愕に値する」と書いています。

 こうした両論併記のなかで、「9条」は失われていきます。「9条」を失えば、ぼくたち日本人はいよいよ決定的なアイデンティテイを失う。

 中村さんは、「現与党が危機感から良くなるためにも、今最も必要なのは確かな中道左派勢力だと考える。民主党内の保守派は現与党の改憲保守政党を利すること以外何をしたいのかわからないので、党から出て参院選に臨めばいかがだろうか」と、勧めています。

 今回の一面をつぶすやり方の中で、朝日新聞が続けていた「選べない国で」のシリーズが終わりました。よくわからないうちに、終わったように思いました。今回の中村さんのコメントも、一つは「『9条』を大切にすること、二つ目は民主党内の保守派は現与党の改憲保守派を利すること以外何をしたいのかわからないので、党から出て参院選に臨めばいかがであろうか」というところに、ありそうです。