おはようございます。生き生き箕面通信2549(160102)をお届けします。
・10万人を超える人々が帰還できないのに、「1億総活躍社会」とは?
吉永小百合さんが「福島の人びとは10万人も故郷へ帰還できていないのに、『1億総活躍社会』というのはどうなんでしょうね」といいます。すでにこれまでも多くの人が、「一億総玉砕」などと、戦時中の攻撃目標との対比を言い表しました。安倍首相の言い方は、そっくりそのまま当てはまるというのです。
たとえば、池田隼人・前首相の「所得倍増計画」にしても、「1億総活躍社会」と変わる者でもありません。「行け、行け、どんどん」です。
オバマ大統領の「イエス、ユー、キャン」にしても、同じことです。
問題は、一見すると「そうかもな」と考える層があり、例えば日本人の中にもそのような物言いがあります。すぐに打ち返せない「1億総活躍社会」があります。
今年は、たくさん「1億総活躍社会」が聞けそうです。我も我もと働く。しかし、そのあげく、なにもなかった。たくさん働いたけど、何もなかった。働いただけ、損した。
それでも、安倍政権は、「1億総活躍社会」です。