おはようございます。生き生き箕面通信2550(160103)をお届けします。
・明日から「通常国会」へ。野党は「へのツッパリにもならず、緊急事態宣言」へ
1月4日から通常国会がはじまりますが、与党側は「野党は何をしておるのかね」といった有様です。やりたい放題です。野党共闘ができていないのだから、仕方ありません。
いくら民主党が頑張っても、どっちみち「それはその通りでしょう」です。しかし、われわれ自民党は、こうした道を通りますよ。それは、庶民には“厳しい道”を通ってもらいます。金持ちは“楽な道”を通ります。したがって、格差はますます広がります。
庶民にとって何よりも響くのは、貧困や困窮者など格差の問題です。カネがある方は、ウハウハです。しかし、カネがない方は、病気になっても、我慢するほかない。場合によっては、死ぬほかないのです。格差は広がるばかりです。
具体的には、今度の「軽減税率」にしても、カネの工面ができているのは4000億だけ。あとは、参院選挙後になります。参院選挙後は、選挙に勝つだけだから、何をしていてもいいのです。そのあとに、たくさんのものが庶民に降りかかってきても、仕方ない。
これまでは、「4000億円」あれば、庶民にもそれなりに分け与えられるだろうと当て込んだ人がいました。ところが、これはいつの間にか消え失せてしまいました。そして、金持ちも同じように「軽減税率」になりました。要するに、ばらまきです。このようにして「格差」が広がるのです。
しかも、金持ち優遇策は、安倍政権ではずっと続きますから、支持率も変わらない。
その挙句は、「憲法改定」です。それよりも、もっと恐ろしい「9条改憲」となるのが、「緊急事態宣言」です。