おはようございます。生き生き箕面通信2562(160115)をお届けします。
・日本人の貯蓄レベルが先進国でも最低に
安倍首相が、「アベノミクスで次第にレベルが上がる」と言いますが、実態としては「下がる一方」です。内閣府が、国民経済計算確報で明らかにしたところによると、家計の可処分所得は1997年が308兆円なのに対し、2013年は287兆円です。これは、日刊ゲンダイの記事によるものです。内閣府は、昨年12月25日に発表したものですが、大手メディアはほとんど取り上げませんでした。
この確報で、日本人の貯蓄率は3.2%でしたが、1992年には14.7%でした。この貯蓄率は、以前からずっと下がり続けて、いまは先進国では最低です。ちなみに、フランスは15.2%、ドイツは11.4%です。
アベノミクスのいい加減さが、分かろうというものです。