生き生き箕面通信

大阪の箕面から政治、経済、環境など「慎ましやかな地球の暮らし」をテーマに、なんとかしましょうと、発信しています。

1609 ・米国産牛肉は危険です。なるべく食べない方が良さそうです

2013-05-19 06:54:51 | 日記

おはようございます。                                                              生き生き箕面通信1609(130519)をお届けします。

・米国産牛肉は危険です。なるべく食べない方が良さそうです

 アメリカでの肉牛の飼育現場は糞尿まみれ。効率よく育てるために成長ホルモン剤も使用しています。ヨーロッパ諸国は、成長ホルモンを使用した米国産牛肉は1989年以降、すでに24年間輸入を禁止しています。ホルモン依存性ガンを引き起こす恐れが強いためです。

 禁止をした年を境に、ヨーロッパ30か国で乳がんが一斉に低下したという研究論文が医学専門誌に掲載されたそうです。

 これは、今週発売の週刊新潮(5月23日号)が、「食卓に米国産 『危なすぎる食材』」というタイトルで特集した記事の一部です。「週刊誌が大げさに取り上げたものにすぎない」といって見過ごすわけにはいかない内容だと感じます。

 週刊新潮によると、アメリカでの肉牛の育て方は、狭いスペースに押し込めて運動を制限して太らせる「フィードロット方式」。その押し込められたスペースはきちんと清掃がされておらす、至るところが糞尿まみれ。充満する悪臭で、息もできないほど、と畜産業者の話を記しています。

 山田元彦・元農水相がと殺場を視察した時の見聞では、「アメリカでは(と殺された牛の)背割の瞬間に髄液が牛の全身に飛び散る。歩くこともままならない”へたり牛”も肉牛として出荷されていく。BSEへの感染が疑われます」と語っています。

 ぼくは、アメリカの巨大資本の経営者に強い不信感を持っています。利益を上げるためには、消費者などにリスクを負わせることなど平気だからです。彼らは、同じ人間か、異星人ではないのか、と思わされるほど、人間としての倫理観に欠けていると思っています。

 たとえば、TPP(環太平洋経済連携協定)への枠組みを利用する形で、遺伝子組み換えの種子を押し付け販売するモンサント社。同社はベトナム戦争当時、枯れ葉剤で大儲けした企業です。枯れ葉剤の後遺症に悩まされている人が大勢いますが、モンサント社は知らぬ顔です。

 子宮けいがんワクチンを売りつけるグラクソ・スミスクライン社。このワクチンを接種して重篤な副作用に苦しめられる例がいくつも報告されています。しかし、この企業もわれ関せずです。

 こうしたグローバル企業は、グローバリズムを推し進めることで利益を追求するシステムを築いています。いわゆる、市場原理主義です。これらのグローバル企業は、1国の上に立ち、世界を支配するルールを徹底しようとしています。その地域版のひとつが、TPPです。

 アベノミクスの3本目の矢は、成長戦略であり、成長戦略の肝は原発輸出など巨大インフラの海外への売り込みです。安倍首相自らがトップ・セールスマンとなって、海外展開を推し進めようとしています。「日本株式会社」がそのままグローバル企業化する戦略のようです。

 グローバル企業が人々に幸せをもたらすものなら、大いに歓迎です。しかし、ホルモン牛肉を食わせられたり、わけのわからない遺伝子組み換え食材を押しつけられたり、副作用の強いワクチンを打たされるのには、反対です。もちろん、他の国に原発を輸出することもはんたいd

 牛丼屋が値下げして、1杯290円の安さ。どんな牛肉を使っているのか、心配です。